人間にとって盗む行為、万引きの意味とは
テレフォン人生相談で万引きの分析がありまして
幼児/小学生が盗むのは=寂しさから
成人/高齢が盗む=欲求不満/毎日がつまらない/繋がり不足
人によっては反社会的な行為の際心拍数やドーパミンが増える行為として覚えだすと病気と診断されます。
https://twitter.com/snovthkin/status/1498930690465083392?s=21
脳の異常でなければ、
高齢者の万引き行為は社会との繋がりを失った結果の行動、
お金や支援の不足の結果であるケースがあります。
子供の場合、親が自分本位な会話を一方的に子供に行う、
子供の居場所が家庭内に無い、
また生活の上の制限がきつすぎた結果、盗み行為に走る子供もいます。
まだ幼いうち(小学校高学年くらい)であれば、
気づいた親が、盗み行為を家の中でした際には、
物陰など狭い空間で、穏やかな声かけと、「寂しかったの?」という問いかけを
行う事を幼児教育研究家の大原敬子先生は提案しています。
「どれくらい寂しかったの?」金額で「これぐらい寂しかったんだね」と肯定してあげる。
「今日はこれあげるね」「必要な時は必ず(お父さん/お母さん)に言ってね」
と解放してあげる。
子供も盗む行為は悪い事だと自覚しています。
以上の行動が子供に安心感、行動の抑制につながるとおっしゃっていました。
また、衝動のままに店内等、家の外で盗む行為をする子に対しても、
問い詰める行為、公開処刑のようなある種“その行為を公に公開させる”ような断罪のやり方はNGだそうです。
以下は今井通子先生の提案ですが、
「盗んでいない」という事を貫くが証拠のあるお子さんの対処についてです。
親御さんがお子さんを無理にお店に連れて行かずに、
お店に謝りに行きます。そして、
自分の子供がこういった行為をした事を発見して下さったことにお礼を言います。
そしてお子さんにはどういった対処をお店にしたか
謝って、それで知らせてくれた事に感謝を伝えた、
それだけをお子さんに伝えます。
怒鳴らず、叱りません。
”待つ“というのも“信頼”の行動だそうです。