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【今週のドイツ語】「目的を知らぬ者は、その道を見つける事はないだろう」Wer das Ziel nicht kennt, wird den Weg nicht finden.

2022年が始まってもう1ヶ月が過ぎました。
日本企業に勤めているので期末の忙しさがやってきています。
プロジェクトの日程・予算管理をする上で今期中に修了する・しない、はとても大事なので追い上げ・調整が必要になってきています。

そこで、【今週のドイツ語】です。
「目的を知らぬ者は、その道を見つける事はないだろう」
Wer das Ziel nicht kennt, wird den Weg nicht finden.


ドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルン(Christian Morgenstern) の言葉です。

目的とは、「ありたき姿」
手段とは、目的実現のための「行為・方法・要素」

今期の実績を分析してみると「目的」が途中でずれてきていることもあります。

昨日の会議を例に説明してみたいと思います。

【問題定義】
発注時の見積もりと金額が異なる請求書が会計に届くが、その金額が±3%であれば会計MGがマニュアルで承認している。
そうなると計画・実績がずれており期末になるとその整理・解決に時間を浪費している。

【目的】
会計ソフトに手入力する工数をなくし、常に正確な数字を保つ

【手段】
発注金額と異なる請求書がきた場合は、会計より発注者へ連絡しシステム上の正確さを常に保つ

あれ?問題提起が2つ?と、疑問が出ました。
ん?そもそも会計が許容範囲3%と決めていたら誤差は常に起きますけど、これが問題なんではないかね?

「目的を知らぬ者は、その道を見つける事はないだろう」
Wer das Ziel nicht kennt, wird den Weg nicht finden.

何が問題で、目的は何かが分からない提案はきっと何も進まず路頭に迷うことでしょう。

提案者はどうやってこれから進めていくのだろう。意志を感じないのでどうしたものか。


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