黒松飯店のひみつ
※この記事はclusterのゲームワールド「大衆食堂-黒松飯店」および「店飯松黒-堂食衆大」の壮大なネタバレといいいますか「こんなストーリーだよ」というものです。
はい、いきなりのネタバレです。このワールドは同じ一日を繰り返す、どこか懐かしい気持ちになる夏の商店街が舞台になっています。とはいえ、cluserのワールドは基本的にどこのワールドもそうなんですけどね。ただ、その当たり前を設定に組み込みたかったというのがあります。
黒松飯店のクロマツは日記をつけたことで、この夏の一日が同じもので、それが何回も無限に繰り返されていることに薄々気づきます。そしてその秘密はクロマツとしゃちょーくんと少女が一緒になって埋めたとされるタイムカプセルにあると考えています、しかしまったく思い出せないまま夏の一日が永遠に繰り返されています。(日記は店の裏にあります)
cluser社の社長がモデルとなっているしゃちょーくんは隣の駄菓子屋に居て話しかけると何処かへ隠れてしまいます。まるで何かを知っているかのように。
少女は商店街を元気に走り回ったり、なぜかケーキ屋さんで働いていますが、タイムカプセルは少女が何らかの事情で遠くの街へ引っ越すときに埋められたものでした。少女が黒塗りなのは製作意図として「思い出せないけど大切な人」である演出からです。
少女は言います。
「クロマツくんがいて、しゃちょーくんがいて、いっぱい遊んで…こんな一日がずっとずっと続いたらいいのに」
繰り返される夏の一日ですが、ゲーム的には駄菓子屋の時計には夏の夜も楽しめるようになっています。時の止まった世界だからこそ、時間の演出がしたかったのがあります。ぜひ遊びに来てください。
ここからは大衆食堂-黒松飯店の最後のネタバレです
※冬鵺様(TwitterID:@somedarling)よりファンアートいただきました✨
タイムカプセルが埋められた場所を前にして、しゃちょーくんもクロマツもすべてを思い出します。
少女は重い病で殆ど助かる見込みがなかったこと
最後の望みをかけて遠い病院で治療を受けに町を去ったということ
そして、戻ってはこなかったこと
それでも二人は永遠の夏の中で少女を待ち続け、少女の思い出を守り続けていたのです。夏の商店街で少女が元気に走り回り、ケーキ屋さん(ごっこ)をしたりしている姿を見守りながら、ワールドを訪れるプレイヤーたちと共に楽しんでもらえるよう、ずっと、ずっと待ち続けています。
彼らは少女だけでなく、一緒に遊んでくれた貴方(Player)も永遠の夏にまた遊びに来てくれることを願っています。
そして冬…黒松飯店についに冬が訪れます。一体どういうことなのでしょう?(ここからは「店飯松黒-堂食衆大」のネタバレです)
物語は、ある女性が町を訪れたことから始まります。
え?
この女性は、そう…あの時の少女です。
一体どういうことなのか?何より永遠の夏の一日を繰り返す商店街の季節が何故冬なのか?
全ての謎が大どんでん返しで解き明かされます。
「店飯松黒-堂食衆大」あまり遊ばれていないので是非クリアしてみてください(´;ω;`)ブワ
ところどころ、大衆食堂-黒松飯店でみなさんが遊んでくれたシーンをほうふつさせるような演出も盛りだくさんです。
大衆食堂といえば無限増殖スイカが名物でもありました。
「大衆食堂-黒松飯店」永遠の夏の一日
「店飯松黒-堂食衆大」帰郷
みんな、9191ワールドで(時々)あそんでね(´・ω・`)
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