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事務職の存在意義

僕の周りに、ごく少数であるが事務職を過小評価する人がいる。例えば、営業をやっている知人は、自分が毎日休日でもひっきりなしに客対応に追われていることと比較して、事務職は楽だと言う。

実際、事務職の仕事は有資格の仕事やインセンティブが与えられる営業より給与が低くなりがちです。

僕は無資格だし、営業もやったことがないけど大変な仕事なのだと思います。実際自分も今は営業に興味があるけど、就職活動では避けていたし。

ただ、事務職がどの仕事より大変と言うつもりはありませんが、世の中に必要な仕事であるということは多くの人に認めてほしいと思います。

事務仕事について

事務仕事には、データ入力や経理、証明書作成みたいに1人で黙々とやるものと、各関係機関からの窓口になって届け出を出したり、突破的な行事のまとめ役になり、職員や外部と協力してやるものがあります。いろいろありますが、これらの仕事に資格は必要ありませんし、はっきり言って地味です。

ただ、地味だから重要ではないかと言えば違います。

エクセルの計算式を間違えたら、職員の手取り給与は変わります。職員の雇用や年末調整も、法制度の変化に対応していく必要があります。どれだけ、名医が揃っている病院でも、国や地方自治体、保健所に出す届け出を出さなければ病院として世の中に認めてもらえません。

事務職員というポジション

事務仕事は誰でもできます。前項で例に挙げた届け出も社長とか創業者がやっても構いません。
でも、事業規模が大きくなるにつれそれは難しくなるでしょう。社長には社長業がありますから、それに集中できなかったら業務効率が下がる。病院の院長が給与計算をやるために、休診にしますとは言えない。そこで、事務仕事を任せられる人、事務職員が必要になる。

事務職は雪かきのようなもの

企業というロボットが前に進むために、雪かきをして道をつくる。事務職は地味ですが、必要な仕事です。

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