私らしい体形。あなたらしい体形。
オリンピックに関して喜ばしくないニュースでにぎわっているここ数日。昨日はニュースの中心になってしまったタレントさんのYOU-TUBEを視聴していていました。
痩せているのがきれい、可愛いって言う先入観。その先入観はいつから私の中に住み始めてしまったのでしょうか。
小学生2年生ぐらいのときに正座している自分の太ももを見て、『太っちゃた~~』と、大泣きしたのを覚えています。そんな小さい時から、太っちゃいけないという気持ちがあったなんて。今、書きながらビックリしています。
母に太っちゃダメと言われたわけでは、全くないのです。むしろ母は、『痩せていればきれいだと思っているのはおかしい。ちゃんと食べなさい』と言うタイプでした。
でも、リカちゃん人形はパッチリおめめのモデルスタイルだったし、テレビでも、スタイルばっちりの女性は褒められてたよ。そして太めの人には『〇ブ』と言う人もいたのも事実。
そんなものを目にしていたから、痩せているのが良いことだと流れるように吸収してしまったのだろうと思います。
もちろん病気になるぐらいに太っていたら、それは考えなくちゃいけないけれど、別にぽっちゃり体系だからと言って悪いことしているわけじゃないです。
昨日のタレントさんは、『太っていることを通り過ぎて、今の自分が好きだと言っていました。痩せたければ痩せるしそれは自分で決める』とも。
自分のことが好きだから、みんなに愛されているんですね。すごく納得しました。私もこの方、大好きです。とても魅力的。
けれど、ぽっちゃりさんに対して『なんでこんなに太っているのだろう』とか、『成人病大丈夫かな』とか、思ってしまっていたのは本当です。そしていつの間にか、ぽっちゃりしている人はだらしないとか、自己管理ができないとか、運動が嫌いとか、勝手にイメージを作っていました。
大きなお世話ですよね。
もちろん口には出したことはなかったけれど、良くない思いを抱いた自分を深く深く反省しました。
その人にはその人らしい性格があるし、体形もそうだろうと思います。痩せたければ痩せれば良いし、筋肉つけたければ筋トレすれば良いし。
傷つける矢を放つのはもうやめよう。
その人の為になる、その人がうれしくなる言の葉を飛ばしたい。