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コロナ禍で愛の器の大きさを知って悲しくなった話。
韓国もコロナの影響でか、いや、それ以前に不景気なので仕事を探すのが簡単ではありません。
夫も去年はなかなか仕事先が見つからず、コンピューターで求人情報をチェックするのが、毎朝のルーティーンでした。そして自分に合う仕事がないと分かると不機嫌な空気をかもしだすのです。プワーンとね。そんな時は怒りの地雷を踏まないように、そろーり、そろーり、歩くようにしてました。
働く気持ちがあるのでそこは感謝するべきことなのですが、(感謝しています。本当でっす!)
世の中の定年退職した夫の妻を代表して言います。一日中家にいられると夫がうっとうしくなるんです。
朝、昼、ご飯たべます?…ブランチじゃあダメですか?
夕食、たべます? 準備しますよ。冷蔵庫にあるもので。
私、仕事してるんですけど。
2020年はそんな日々でした。
けれど、ついに、やっと、毎朝の就職活動が実を結び、しごとが決まりました。
助かった…身も心も(私の)
今日は調味料、ネギ、キムチしか入っていない冷蔵庫を見て、あわてて買い物にでかけました。
「きっと、夫は疲れているだろうから豚肉料理にしようか?それとも、疲労回復に良いタウリンがたくさん入っているイカのコチジャン炒めにしようか?」
夕食の献立を考える熱量が、去年とはあきれるくらい違う自分。
仕事をしている夫には、何かしてあげたい。
何もしていない夫には、何もしたくない。
なんて自分勝手、利己的なヤツなのでしょう。
私の愛のうつわはおちょこ🍶分しかないのです。
そんな自分に悲しくなり、今年中にはお茶碗ぐらいの愛の器を作らなければと決意しました。
PS-今日の夕食は豚肉とキムチの煮物でした。