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頑張れない辛さ

今日もまた、
眠りに着けぬまま着々と朝に近づいていく。
特に何もせずに過ぎていく毎日の中でも、
疲労は溜まって心も体も蝕む。
最近、眠れないのか眠らないのかわからなくなってきた。ずっと眠りにつけないことを悩んでいたが、実は自らの意思で起きているのではないか、と。
夜がふけるにつれて私の暗い性格にも拍車がかかるというのに、夢を見てしまうかもしれないと思うと眠りにつくのが怖い。夢は内容を選べないから。
夢では何事も無かったかのように現れてくれる元恋人。携帯が鳴り、画面には元恋人の名前が表示されている。それだけで、胸が高鳴る。
でも、いつも最後は上手くいかない。喜びと悲しみは必ずセットでやって来て、喜びを忘れてしまいそうになる。そしてお昼が近い朝に起きて、疲労は取れていなければ気分も悪いスタートを切る。

そうして始まった1日には達成感など微塵も感じられず、「はあ、今日もがんばれなかった」と
また自分のことをさらに嫌いになってしまう。
私は少し完璧主義な所があって、度々自分を苦しめる。
SEKAI NO OWARI の深瀬慧が
「頑張れてないって頑張れてることより凄く苦しい。頑張れてるって頑張れてないよりも楽なんです。だから近くで怠けてるように見える人のことを、怠けてるんじゃなくてサボってるんじゃなくて、戦ってるのかもしれないと思って欲しい」
と話していて。
私は元恋人に振られてから、うつのような状態になってしまい、希死念慮も止まらなかった。(今は人にも会えるようになり少し治まっているが)
ご飯も喉を通らないどころか一人暮らしの私は用意することすら無く、何も食べず一睡もせず、ただ涙を涙を流すことしか出来ない日々が続いた。
こだわりを持って更新していたInstagramはアカウントを消したのかと疑われたほどになり、部屋は大荒れで歩く場所もないほど。
大学生になって、中学高校と打ち込んでいた部活に入らず授業も思っていたよりも容易に評価がもらえた。
つまり、毎日がんばらずともそれなりの生活ができた。私はがんばっていない自分を受け入れられない。ただでさえそんな毎日を送っていた中での、うつのような状態に私は、毎日何も出来なくなってしまったことがショックで腹立たしくて。
誰かと話したくなって、LINEの友達を上からスクロールしていくものの数百人の1人もこんな私を見せられる人が見当たらなかった。心配してくれる友人、励ましてくれる友人、いない訳では無いのだが、結局テンションを上げてキャラを作ってしまう節がある。
結局私には誰もいないのだ、とまた絶望する。

でも弱い心も体も私のもので、誰かと交換することは出来ない。
一生、私はわたしから逃れられない。
だから少しでもわたしを解放してあげれるように
私が頑張らなくてはならない。
そう少し思えるようになって、私は決めた。

死のうと思えば簡単に死ねるのだから、次、また今回のようにもう頑張れないと思うようなことがあれば、全てやめる。

そう決めたことで、少し気が楽になった。

ある事件で、
犯人は幸せそうに見えたから刺した。
と話した。
私はきっとその時その場にいても殺されなかった、と思った。
幸せそうに見えるように頑張って生きたい。

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