諦めずに動くことが、現状を変えることにつながる。
保育園ワーママと小学生ワーママがいて、どちらもギリギリの状態で働いているわけだけど、保育園ワーママより小学生ワーママの方が、乗り越えなくてはいけない壁がいくつもある(らしい。)※私は保育園ワーママでまだ小学生ワーママの本当の大変さは実感しておらず、会社の同僚の方の切実な悩みを聞いている立場である。
子供が小学生になって困ることは、働く時間と子供が学校や学童にいられる時間のズレのようだ。時短制度が小学校にあがるタイミングでなくなる会社や時間給がない会社などは、「働き続けられるのか?」が常に頭によぎる状態になるようだ。
そして、小学校4年生にもなると、学童にも入れなくなり、塾などに通わせて時間をどうにか工面するのだが、その送迎は子供一人になったり、すべての日を塾や習い事で埋められるわけでもない。
奥さんが専業主婦で、自分が働いている時間、子供の安全をすべて確保してもらっていたおじさん達に言いたい。「小学生になったら、残業できるだろ?」「小学生になったら、一人で留守番できるだろ?」とか、軽々しく言わないでほしい。その言葉で、どれだけの共働きママパパが絶望感を味わっているか、気づいてほしい。
今、私の娘はまだ未就学児だが、もうすぐ小学校にあがる。それまでに会社に制度化を掛け合いたいことが二つ。
□時間給取得ができるようにすること(子供の長期休みの時のサポートに)
□自分の業務状況にあわせて、日によって在宅勤務ができること(時短者だけじゃなくて、社員全員に)
今、現在小学生のお子さんをもつママさんは、上記制度がないため、今、退社しようかどうかの瀬戸際だ。悩んでいる声をあげないタイプの人もいる。
悩んでいる人は、声をあげた方がいい。自分のためにも、自分の後に続く同じような悩みを抱えるであろう人のためにも。
悩みを聞いてしまった私は、自分なりにできることのために、上司をうまく使って動く。困っている声をまとめて、改善策のたたきをつくって、会社にそれを、決裁権のある人に届ける。それ位しか、私にはできない。
一度で制度化できなくても、タイミングを計って、何度も伝える。
それ位しか、私はできない。
だから、それをする。何もしないで、文句だけ言っていても、何も変わらない。自分や自分の周りの人が同じような状況で働きづらいのであれば、その環境を自分で変えていくしかない。当事者以外の人は、変えてはくれない。
悩んでいる人には言いづらいけど、本当は言いたい。
うじうじ悩んでいる暇があったら、仲間を探して、現状を変える動きを始めてみる方が、よっぽど生産的だ、と。
そういうと、多分、嫌われる(笑)。だから、言わないけど。ただ、私が動き始めてからでは、私の子供のタイミングでは間に合うけど、あなたの今の現状を救ってあげられたられないんだよ。
待っていても、だれかは、自分のためには動いてくれない。みんなが現状を変える動きをしていくと、変えることの壁が低くなるし、どんどん微修正、改善しやすい社会になっていくと思う。
諦める前に動く、これに尽きる。