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ゲーミフィケーションとは

こんにちは、山下涼子です。毎日暑い日々が続きますね。
ちょうど学校も休みに入りつつあるのか、日中でも家族連れの方々を目にする機会が増えてきました。

さて、今日はゲーミフィケーションについてみていきたいと思います。

ゲーミフィケーションとは


みなさんは、ゲーミフィケーションについてご存知でしょうか?
ゲーミフィケーションとは、調べてみると、こういう定義があるそうです。

ゲームの要素をマーケティングや組織づくりに取り入れて、顧客やスタッフのモチベーション向上やネットワーキング促進に役立つ手法として注目されています。
(中略)
ゲームを本来の目的としないサービス等にゲーム要素を応用することで、利用者の意欲の向上やロイヤリティーの強化を図ることを言います。
ゲーム要素とは、アイテムの獲得やレベルアップ、利用者同士の競争のように、利用者を楽しませて熱中させる要素のことを指します。

https://www.convention.co.jp/news/detail/contents_type=16&id=841


なるほど。具体的にどういう場面で使われるのでしょうか。

具体例


例えば、こういうものがあるようです。

・Classcraft:ゲームのような設定で、学生はキャラクターとして課題に取り組み、クエストをクリアしていきます。これにより、学習のモチベーションが高まります。

・Kahoot!:クイズ形式のゲームで、リアルタイムで学生が競い合いながら学べるツールです。

・DuoLingo: 言語学習アプリで、レベルアップやバッジ獲得を通じて学習を進めます。

競い合ったり、レベルアップが目に見えて分かったりすることが、継続的に学習意欲をかきたて続けるポイントになっていそうですね。

報酬の設定は、適切な報酬が大事だ、と経営の世界でも教わってきました。
確かに、報酬設定を間違うと、やる気が逆にそがれてしまったり、過剰すぎると当たり前になってしまったりと、色々な弊害も起きそうです。

ゲーミフィケーションにおける適切な報酬とはなんでしょうか。

報酬

必須要素として挙げた報酬は、必ずしも金銭的価値に換算できるものだけではありません。ゲーミフィケーションの日本での第一人者と言われる深田浩嗣によると、報酬(リワード)には3種類あります。

マネタリーリワード
ポイントやクーポンなども含めた、金銭的価値で評価されるリワード。ゲーミフィケーションの報酬として一般的に使われがちですが、外発的動機に基づいているため、長期的に利用者と関係性を持続させるというよりは、短期的に行動を促したいときに有効です。

インナーリワード
達成感やスキルアップ感など、自分自身の中で強く意味を持つリワード。イベント招待など、自分だけが特別待遇を受けるようなものも含まれます。利用者の目的を明確に理解していないと機能しない場合もあります。

ソーシャルリワード
利用者同士など、他者から承認されることで満足感を得られるリワード。他者からの賞賛や社会的ステータスの付与だけでなく、利用者同士の交流も含まれます。

インナーリワードに見られる自己実現欲求や、ソーシャルリワードの承認欲求などは、「マズローの欲求5段階説」でも上位に位置づけられています。ゲーミフィケーション施策の目的やタイミングに応じ、これら3つの報酬を使い分けたり組み合わせたりして効果的に設計できるといいでしょう。

https://www.convention.co.jp/news/detail/contents_type=16&id=841

個人的には、マネタリーリワード、インナーリワードはなんとなくイメージがありましたが、ここにソーシャルリワードが入ってくるのが意外でした。

そして実は、ソーシャルリワードを大事にしているプレイヤーが圧倒的に多いということを知り、やはり世の中の人はつながりを求めているんだと再認識しました。

教育の場面だけではなく、すべてにおいていえますよね。


最近のテーマ~SDGsを身近に~

実際に、ゲーミフィケーションでは、なんと、実際にはSDGsをテーマにしたゲームも開発されているそうです。

これからの時代、SDGsがテーマになってくるのは間違いないですし、世界ではSDGsランキングというものをやっており、2024年は日本が3位ランクアップしたと最近話題になっていましたね。

おわりに


調べてみると、色々な形のゲーミフィケーションがあることが分かりました。
教育場面でも、そして大人でも使えそうなことがたくさんありました。

自分を律しながら学び続けると共に、適切な報酬設定も含め自分が効果的に学習できるような環境を設定することが大事だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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