農家と繋がるお菓子屋さん『8mémoire(はちめもわーる)』
はじめまして!
農家と繋がるお菓子屋さん
『8mémoire(はちめもわーる)』の
オーナーパティシエール"林優衣"と申します。
全国の農家さんを訪問し、
素敵な人・食材を見つけて
美味しいお菓子を届けたい!
そんな想いをこのnoteで発信していこうと思います(^^)
第1回目は、、、
なぜ農家と繋がるお菓子屋さんなの?
というお話から。。
コロナの影響で仕事がなくなった!?
2020年3月。
それまで私は六本木の某フレンチレストランで働いていました。
とても素敵な人達に恵まれ、
技術・センスの高い料理やお菓子達を目の当たりにして、もっとこの店で知識や経験を増やして自分の糧としたい。
そして当時は"月に1度のお菓子屋さん"
『8mémoire(はちめもわーる)』を立ち上げたばかりだったので、
もっと素敵なお菓子屋さんにしたい!
と意気込んでいました。
そんな矢先にコロナウィルスのニュース...
緊急事態宣言が発令され、
都内のお店は休業せざるを得なくなりました。
私は『派遣』として働いていたので
もちろん一番に首を切られる立場。
(それでも、しっかり休業補償を頂けたことには本当に感謝しています(T ^ T))
毎日『食』の世界で働いてたわたしには
こんな事態になることは予想もできず、
2週間ほど自宅待機に、、、
もともと家の中よりも外が好きなタイプの私は
その2週間を悶々と過ごしていました。
(家で筋トレしたり、本を読んだり、英語を勉強してみたり....)
2週間ほど経つと、
これからの生活への不安が一気に押し寄せてきて、なんとか働かないと!!と思い、
自宅近くのスーパーマーケットで働くことに。
それでも、
今まで朝から夜まで働いていた私にとっては
夕方のみ、1日5時間労働。
という少なさに
体の力が有り余っていました。
なんとかコロナ禍の中でも
自分にできることはないのだろうか。。。
(できれば『食』関係で...)
そうしてネットサーフィンをしている時に
見つけたのが
『農業ボランティア』
家からさほど遠くないところに農園があるなんて知らなかった私。
(後から調べてみると千葉県内には農家さんが沢山いらっしゃる!!!!)
コレだ!!!
と思い、すぐさま応募。
それが2020年6月のこと。
千葉県松戸市新松戸にある
『ブルーベリーファーム新松戸』さん。
この農家さんとブルーベリーとの出会いが
私の人生を大きく変えることになったのです。
初の農業ボランティア。
(実家の祖父母が米・野菜・椎茸を育てていたので手伝いの経験はすこしだけありました。)
少し人見知りな私は、
(よく喋るので人見知りには見えないらしいが。。。笑)
本当にドキドキしながら農家さんと初対面。
優しい口調と雰囲気に
気持ちがホッとしました。
(実は、怖い人だったらどうしよう...という不安がなかったわけではない。)
奥様・お母様・お父様とも対面し、
皆さん本当に優しくて温かくて
実家から離れて暮らす私にとっては
本当に心のオアシスのような場所でした。
ちょうどブルーベリーのシーズン中だったこともあり、やることは沢山!!!
ブルーベリーの摘み取りが主でしたが、
農業ボランティアは本当に楽しい
農園の中なので必要以上に密になることなく、
それでいて農家さんとのたわいない話をしながらできる農作業。
お喋り大好きで、体を動かすことな大好きな
私にとっては天国のような場所です!!
そして何よりも
採れたて食材の美味しさ
今まで食べてきたブルーベリーは
ほとんどが海外産の酸っぱいものでした。
ところが、
『ブルーベリーファーム新松戸』さんの
ブルーベリーは
本当に甘くて水々しくて美味しいんです!!
食べ物でこんなに感動したのはいつ以来だろう。。。
そう思わざるを得ない感動の味わいでした!
1回の『農業ボランティア』で完全に
"農作業"と"採れたて食材"にハマった私は、
仕事が夕方からだったこともあり、
昼間は農作業、夜はスーパーでのアルバイト。
という生活へ。
どこにも遊びに行けないけど、
農家さんのところで過ごす時間が本当に
楽しくて幸せで、
コレを仕事に出来たらどんなにいいだろう...
と思うように。。。
この出来事が
"農家と繋がるお菓子屋さんを目指すきっかけ"
になったのです。
第1回目はここまで!
2020年は本当に人生の転機になった年で
まだまだ書きたいことが沢山あるので
書いていこうと思います(*´∇`*)
そして、
これから8mémoireはちめもわーるの活躍も
是非ご期待ください!
https://8memoire.base.shop/
農家と繋がるお菓子屋さん
8mémoire(はちめもわーる)
林優衣
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