【伝統色いくよ!!/石竹色(せきちくいろ)】~世界もココロもグラデーションでできている~503
こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。
今回伝統色について書いていきます。
今回の『石竹色』(せきちくいろ)こちらの漢字を見てどのように思われますか?
私は「石」も「竹」も硬いイメージで、色といったらやっぱりグリーン系?
🤔とか思っちゃいましたが、なんとこんな優しい色でした。
『石竹色』(せきちくいろ)
石竹(せきちく)とは、なでしこの一種で、葉が竹と似ていることからこの名前が付きました。 春にはきれいなピンク色の花を咲かせます。 和名でピンクというと、真っ先に思い浮かぶのが桃の花が由来の桃色ですが、英語のピンクは元来、「なでしこ」という意味があるそうです。
☆「石竹」とは花の名前だったのですね~
石竹(せきちく)は中国原産種で主に観賞用に栽培され、その花は赤や白や組み合わせた模様など多くの種類が存在します。
花言葉
「女性の美」「いつも愛して」「大胆」「才能」「純愛」「才色兼備」「あなたが嫌いです」
☆うわっ最後の言葉!?良い意味しか知らずに石竹をプレゼントしたらたいへんですね😆
人に悪さをする悪霊の宿る石を射たところ、その矢がセキチクに変わったという言い伝えがあるようです😯
誕生花
5月29日の誕生花という記載も目にしたのですが、どうやら、他にもいろいろありましたので、一つにしぼれないようです。
他の日の誕生花についてもたくさんありました・・・
『万葉集』
『万葉集』で大伴家持(おおとものやかもち)が詠んでいます。
「なでしこが 花見るごとに 娘子(をとめ)らが 笑(ゑ)まひのにほい 思ほゆるかも」
なでしこ
家持が越中赴任時代に生活をしていた国守館(こくしゅかん)の庭に咲くナデシコを詠んだ歌です。
「娘子(をとめ)ら」は妻の坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)を指しています。「ら」は、ここでは複数を意味するのではなく親しみをあらわす接尾辞。「笑まひのにほひ」は、香りではなく笑った時の顔色の美しさのことです。
※かつては石竹も撫子も特別分けて考えられていなかったことがわかっています。
「石竹色」(せきちくいろ)という色がセキチクという撫子科の花からきていること、とっても優しい色だったことを知りました。
今日はここまでになります。
伝統色については、また書いていきたいと思います。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
お・ま・け
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最後まで読んでくださり
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大切なお時間をありがとうございました。