種まきな一日 2022年3月3日
はちどり屋は1月・2月と出店関係はお休みをいただき、これからの企画ややろうとしていることの仕込み、そして長野エリアとの二拠点生活を本格的にスタートしました。その話はまた改めて。
出店のほうは今月から再開となり、次回は3月12日(土)・13日(日)@さいたま市与野 路地裏ガレージマーケットを予定しております!
さて、今日は3月3日、新月。
新月ということで、今年の畑に植える苗づくりをはじめました。
3月が近づくにつれ、早く土に触りたい!という気がうずうずとしていましたが、ようやくスタートできました。
午前中は地元の信金さんで法人の口座を開設していただき、午後はポットに野菜の種まき。仕事と野菜両方の種まきな1日でした笑 (余談ですが、法人の口座って今はなかなか審査が厳しかったりで口座をつくるのも難しいと知りました。それで法人化後すぐには口座を作らずにいたのですが、やはり法人名義の口座がないのは不便だということもあり、つくることにトライした次第です。)
昨年も長野で畑をやったり、東京側でプランターをやったりとしていましたが、今年は苗づくりも自分でやるようにしてみようと実践してみました。
やり方は、2年前に通年で通わせていただいた、神奈川県相模湖の #すどう農園 さん主宰の自然栽培の学校「#さとやま農学校」@sudo_farm で教わったことを復習しながら進めました。ほか、日々移動中にラジオ代わりに聞いている #ピースファーム さんのYouTube「#ちょこっと自然農」で紹介されている方法も参考にしました。
今までは苗を買ってきたり、セルトレイに種播きをしてその後直接畑やプランターに撒いていたので、このサイズ(9cmポット)の苗をつくるのは初めてです。
※本当はセルトレイに種まきしてから、9cmとかのポットに移植するのですが、横着者かつできるだけ工程を縮小した方法を研究するため、数は少なくなってしまいますが9cmポットに直接種まきする方法をとってみました。
大まかな流れとしては、ホームセンターで買ってきた土を農学校の師匠・須藤さんから教わった通りにブレンドしながら培養土をつくり、9cmポットに入れて種をまくという流れ。そしてポットは衣装ケースに入れることで、ハウス無しでも温度を稼ぐことができます。(前述のYouTubeで数日前に知りました!ありがたや〜。)
ということで、壊れてしまって捨てる寸前だった衣装ケースを温室として復活させました。
土を買ってくる→ブレンドする→種をまく
まだまだこの流れに身体が慣れていない感じで、ほぼ初めてのような状況だと思ったよりも時間がかかります。師匠の教えとしては、こういう一連の作業を自分がやったらどれくらいの手間・時間がかかるか?という体感をもっておくことが大事らしいです。自分でどれくらいかかるかがイメージつけば、身の丈にあった畑運営やスケジュール立てができるから、ですね。慣れてどんどんスピードアップしている状態になっていたいものです。
これらのこと、頭でイメージするのは簡単かもしれないですが、実際にやってみると意外と時間と手間がかかるものでした。野菜をつくるのは本当に手間暇かかるものだなということを痛感し、農家さんへの感謝が改めて湧いてくるものでした。
しかし、こんな手間がかかってもやりたいと思うのは、
家族に食べてもらいたい!そして自分が食べたい!と思う野菜だから、なおさらなのかもしれませんね。
今年に入ってから農業関係の資材価格が大幅に値上がったり、燃料価格も上昇を続け、そんな矢先にロシアとウクライナの戦争が本格化し世の中の混沌が厳しくなっているように思います。食糧危機というと、そんなおおげさな、と言われてしまうのが今までだったかもしれませんが、これからは本当にそのような時代を経験することになるかもしれないなと、直感的に思うこの頃でした。
はちどり屋では、そのような時代背景を含め、今年は野菜などの食材販売だけでなく、「農ある暮らし」を実現する方法を様々実験しつつライフスタイルの発信するということをやっていこうと思っています。
今年はご縁のあった長野の地域で畑をお借りしはじめました。本格的に自分で畑を借りるのは初めてのことになります。
合わせて、家族の住む東京側でも身近なところで・小さなスケールでも食糧生産をできないかという実験を兼ねて、プランターや花壇での菜園3年目をはじめます。
自分で野菜づくりをするのは、手間暇はかかるものですが、やはり自分は土に触れたり植物に関わる時間が好きだなあと、今日も作業しながら思ったのでした。
今日はこの辺で。
今後、こういう感じでじっくり目に文章も残していきたいので、noteのほうもう少し力入れようかな〜などと思っています。
一方でインスタの方がフォロワーさんが多いので、文章はnoteと供用しつつインスタも動かす感じになるかな。かといって両方の投稿をじっくりつくるほど時間もかけられない、という状況でもあり、そういう発信関係もどういうやり方が合ってるのか試行錯誤中です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?