【ベストバイガジェット2021】再び軽さを突き詰めたロマン砲・AQUOS zero6
※この記事はぜろ(_0_zero)さん主催のアドベントカレンダー【ベストバイガジェット2021】19日目の記事です。
・今年の振り返り
みなさんこんにちは。
今年ももうこんな時期が”勝手に”来てしまったようです。前回書いたの先月ぐらいのつもりだったんだけど・・・みなさんも今年もたくさんお買い物しましたよね?私はもう首が回らず大変デス。
・・・というのは置いておくとして、まずは買ったものを思い出す作業からしましょう。すっかりぼけてしまったためにそもそも何を買ったのかを覚えていないので・・・
・VECLOS SPW-500WP
なんだこのメーカーと思う方もいるかもしれませんがあれです、サーモスのスピーカー。
筐体に魔法瓶を使っているという点に興味をもって買ったSSA-40Sを気に入り、ならば良いものを買っておこう、特に在庫のあるうちにということで購入。
基本的にはBluetoothスピーカーとして売られていましたが、アナログ接続の他にDAC内蔵でPCオーディオとしてもUSB直結でコンパクトに完結する点がとても気に入っております。
音に関してもオンキヨーとの協業によって成り立っていたプロジェクトであるために間違いはないのですが、それに加えて筐体の力で共振がほぼ発生しないことで非常にクリアでパワフルなところもよかったです。
撤退してしまったのが本当に惜しいなと思います。まあでもこんなのオタクでも買わないよね・・・
・LG VELVET LM-G900N
去年のベストバイガジェットで頻出していましたが、実は(というより去年しれっと写ってたわけですが)元々去年の時点で黒を持っていました。
いましたが、夏の時点で韓国版において3キャリア限定色が追加されていたんですよね。
KT版は出回っていた数も多かったようで、限定色の赤に関しても全く出回らないというわけではなく国内でも買われていたのですが、欲しかったピンクはLG U+限定色。そもそも出回っている数が少なかったんですよ(韓国版は同一型番で納入先ごとに別ファームウェアなのでわかりにくいですが)。
端正なデザインに程よいスペック、(持ってはいませんが)合体して2画面端末へ変貌を遂げるところ。そこに好きな色が追加されたらおかわりせざるを得ないんですよ。
本当に海外オークションでも滅多に流れてこないレアカラーだったのでずっと探してはいたのですが、どこからか日本に流れ着いたものが某中古店にあったのを確保でき幸運でした。果たしてこの色は何台日本に流れ着いたのだろうか・・・
・Google Pixel6
ごめん、この話はしたくないんだ。
ケースを一緒に買ったら発送後回しにされたり、単品で買った人に付けられていたポテチはなく、キャンペーンのストアクレジット増額に釣られて使ったSplitlitではカードが止まったり買っただけでだいぶひどい扱いを受けたのは置いておくとして、重い、でかい、持ちづらいのコンボが見事に決まってしまい個人的にはワーストバイでした。
オリジナルのSoCを使った文字起こしだったりカメラは良かったですよ。
好きな人はまあ多いとは思います。私は感覚を破壊されているので参考にしないでください。
・GM-S2100
初日にもG-SHOCKの話題が出ていましたが、時期は初日の方のブームの開始と近いです。
初日に出てきたものとは異なり、こちらは八角形ベゼルの小型モデルのメタル版です。
こちらもシンプルで扱いやすく気に入ってます。
・A&norma SR25
長らく使っていたNW-A35にも限界を感じていたもののなかなか乗り換え先を見つけられずにいたところ、A100シリーズは動作の面であったりウォークマンを選んでいた理由の一つであるおまかせチャンネルが廃止されてしまったこともあり、他機種も検討することとなり、サイズとスペック、物理キーでの曲送りも可能という点でドンピシャであったため購入しました。
やはりAKのソフトの作りはいいですね。音の面でもいい具合にグレードアップできたので満足しています。
ちなみに購入から数週間後に仕方なく2.5mmバランスケーブルを購入したところ、翌日に4.4mm端子のついたMKIIが発表されましたがまあどうせ来年の今頃にはドカンと値下がってるはずなのでいいでしょう。適切なタイミングで前向きに買い替えてるかもしれません。
・iPad mini
現物を見る機会があり、欲しいなと思っていたものの在庫が枯渇していたところ、朝起きたら偶然欲しいと思っていた推しメンカラーのパープルの在庫があることを確認。
寝起きの買い物健康法によって即購入し、その足でピックアップしました。
Apple Storeは本当に便利ですね。
しかし確保できたのはWi-Fi版で、希望していたのはCellular版であったため、こちらに関しては物が手に入れば入れ替わっているかもしれません。
主にKindleで本を読んだり、MTGAをプレイするのに活用しています。
このサイズは持ち歩きもしやすく本当に便利ですね。
画面も大きいのでDCGも捗ってます。ゼノンザードが生きていれば・・・
・BDR-XS07B-UHD
Juice=Juice DVD Magazine・金澤朋子卒業メモリアルを見るため現状の配置だと横置きではトレーとキーボードが干渉してしまうため、縦置き出来るものが欲しかった点とせっかくならUHD-BDが読めるモデルが欲しかったために購入しました。
場所が広く使えて干渉も起きておらず、パイオニアの読取技術とユーティリティの細やかさもあり、CDのリッピングで多用するのもあり非常に重宝しています。
一部DVDがうまく取り出せないことがあるのが気になっていますがこれは使っていくうちに慣らしが終わってすんなり出て来るでしょう。きっと。
さて、ようやく買ったものが思いだせた気がします。整理してたらベストも決まりました。
・2021年のベストバイはAQUOS zero6
さて、長い長い整理も終わったところで本題に入りましょう。
今年のベストバイガジェットはAQUOS zero6です。
・購入動機
元々AQUOS zero2を使用しており、その軽さとコンセプトが非常に刺さってしまったものの、後続のzero5G basicは"軽量ハイエンド"ではなく"有機ELのAQUOS"というところだけを受け継いだ開発もシャープではないと思われるミドルレンジのモデルとなっており、もう一つのフラグシップというコンセプトすら揺らいでいたため、軽量路線の後継が出ることはない、あったとしても相当先だと思っていました。
思っていましたが、シャープは2021秋冬モデルとして軽量路線のzeroシリーズを発表しました。
しかも、現在利用中のソフトバンクでの取り扱いがあるためMNPの必要がない(Android端末のSIMせめてIMEI制限だけは撤廃してほしいものです)上に発表時点ではソフトバンクのみ衣織さんカラーのパープルが設定されていたため、これはもう買うしかない、ここで逃したら今度こそ出ないかもしれないという半ば義務感のような買い方となっていました。まあzero2ももうすぐ2年経つモデルだったのでいいでしょう。
脱線しますが今年から下期のモデルに発売が遅い代わりに発売時のAndroidバージョンが最新になっているモデルがないんですよね。R2とR2 compactや初代zero、R3とzero2のような同年度発売かつハードの世代的には同等のはずなのに発売時のバージョンが新しいことによって2年間・最大2回のOSアップデート保証の最終バージョンにずれが発生するようなことが発生しなくて良さそうですね。
去年度の新しいOSバージョンのモデルがsense5Gのみなので、sense6とも最終バージョンが揃いそうです。
・良かった点
軽い。その一点に尽きます。
zeroシリーズの開発者インタビューでも度々語られていますが、「スマートフォンを日常的に長く使う人ほど軽い端末が必要だ」という点に非常に同意しており、長時間使うからこそ処理速度的な意味での軽さだけではなく(人によって基準値は異なりますが)物理的な軽さも大切だと思います。Pixel6はそこが本当に合わなかったわけで。
zero2と違いハイエンドではなくなったものの、zero2が割り切って捨てたイヤホンジャック、microSDスロット、大容量バッテリーを全て備え、5G対応だけではなくミリ波への対応を果たしたことでまた違ったロマンのあるもう一つのフラグシップに仕上がってマス。
SIMロック外す必要がなくなったタイミングでちょうどeSIMに対応してるのもいいですね。今は楽天モバイルをLink用に入れてます。
ロマン砲、いいですよね。カードゲームで用意されるとつい使いたくて頑張った挙句やっぱり実現難易度が高すぎてボコボコにされるわけですが。
ゲームに関しては・・・私自身令和最新のゲームではなくチェインクロニクルやPSO2es、にゃんこ大戦争のような昔のものが中心となるため、コメントは控えておきます。ただMTGAとIDOLY PRIDEは(後者は最高画質にはできませんが)快適に動いてくれましたね。
あとはSIM・microSDスロットが引き出し型に変わったところも地味ながらも便利な点でした。
2スロット目がeSIMになっていくとmicroSDと排他だとかそうでないとかそういう話はなくなりそうですね。
eSIMに限らずSIMの再発行で一週間メールで待たされたり一生繋がらないチャットバトルに挑まされたりしなければ、ですが。
カメラに関してもR6でのライカとの協業のおかげかかなり改善されていました。特に暗所が激変しています。参考程度に置いておきます。
・手に馴染み寄り添ってくれる一台
せっかくのリフレッシュレートがゲーミングメニューでアプリごとに個別で有効化しないと活用できないところとか電源ボタンの配置が上からボリューム・アシスタント・電源の順で特にアシスタントと電源を押し間違えやすいところとか特ににゃんこ大戦争のような白黒はっきりした画面で同じUIが長時間表示される(そもそも有機ELに厳しい環境)ゲームを遊んだ後にしばらくうっすらと表示が残ってしまう点とか突っ込みたいところはあるんですよ。
それでもやはり軽さの一点で突き抜けており、zero2の頃の「こまけえこたあいいんだよ!電池切れたら充電しな!」という世界観から「一日がっつり使っても大丈夫、安心して使ってね」という世界観へ変わったことで、小さなころから悪ガキで15で不良と呼ばれそうなぐらいに尖りに尖ったナイフのような、人を選ぶが選ばれてしまったら最後深く突き刺さってしまい、すべての欠点すら打ち消してしまう端末からはかなり懐の広がった端末に変わったと思います。
”有機ELのAQUOS”という個性はRとsenseも有機ELになったことで失われましたが”もう一つのフラグシップ”としての存在価値は変わらず、LIFEBOOK UHのように軽量モデルといえば、という形で名前を挙げることが出来ると思います。
フラグシップとは、という話はこちらを見てもらえればと思います。
・余談
これだけ書きましたが普通の人はsense6買った方がいいと思いますよ、うん。あれだって十分軽いしスペック的には不足ないわけでもっと安いし高級感あるもん。あっちはR6と同じでIGZO OLEDだし。
ただ現時点でもソフトバンクは取り扱うかどうかすら不明であり、かつzeroシリーズがとても気に入った、という面と好きなカラーが存在したというのが大きいので、もしsense6じゃちょっとスペック的に物足りないなと思った人であったり、ソフトバンク利用者であったり、これを読んだりして刺さる気がしたら一度試してみてもいいかもしれません。
来年も楽しくお買い物していきましょう。
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