見出し画像

ありがとうございました 小田切キヨミ個展 『残光』

2024.9.14 - 9.29 新作版画展 修了いたしました
2023年個展を覚えていた皆様も、今年の新作に興味をもっていらしたようです
お越しくださり誠にありがとうございました。

小田切さんの作品はモノタイプという版画で、板木に絵を描くように絵の具をのせて刷るので、版画というカテゴリーですが同じ作品はありません。

今回、お客さまに質問をいただきましたので、小田切さんに答えてもらいました。
「どうやって刷っている?って…鶴の恩返しみたいなものですが…」だそうですが、障子越しに少しだけ教えていただきました^^

同じ板木の作品はありますか?

同じ板木 左上より『風景』『叫べ』左下『夕景』『情景』


同じ板木『水玉』『聲』


板木は何枚使っているのですか?
だいたい2〜3枚です」

『水底』2枚の板木をつかって、色を変えて数回刷っている

プレス機などは使わず、ばれんと手のひらで刷ったりもするそうです。
以上、少しだけ作家さんの秘密にお答えいただきました。

「抽象画はわからない」とおっしゃる方もいますが、
「絵の中にライオンが見えるよー」と言うお子さんや
「女の人がいますね」「お地蔵さんが見えますね」
といろんな楽しい感想をいただきました。
皆様の感想は作家さんの励みになります。
ありがとうございました。


小田切キヨミ『残光』インタビュー ← こちらからどうぞ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?