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<おでかけクリエイティブナイト> 第14回「温泉、サウナ、スポーツ。場づくりで地域を沸かす!」

第一線で活躍しているクリエイターをゲストに迎え、クリエイティブのヒントを探るトークセミナーシリーズ「CREATORS FILE」。

第14回 おでかけクリエイティブナイト
ゲスト:山﨑寿樹氏(株式会社ONDOホールディングス 代表取締役社長 兼 グループCEO)

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第一線で活躍しているクリエイターをゲストに招き、各専門分野の仕事について語ってもらう「クリエイティブナイト」が特別出張、題して「おでかけクリエイティブナイト」。第14回のゲストは「おふろcafé」をはじめとする温浴施設の運営を行う「ONDOホールディングス」代表取締役社長兼グループCEOの山﨑寿樹さん。
温浴施設のほか、プロ野球独立リーグの球団「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の運営や「サバの陸上養殖」などボーダレスな事業を展開する山﨑さんに、地域を活性化させる事業のつくり方について「経営とデザイン」の観点から語ってもらいました。

ONDOホールディングスってどんな会社?

西澤:今日のテーマは「温泉、サウナ、スポーツ。場づくりで地域を沸かす!」です。まずは「ONDOホールディングス(以下ONDO)」という会社について教えてください。

山﨑:私たちは埼玉をホームタウンとして、「おふろcafé」というブランドをメインに温浴施設や宿泊施設の開発・運営をしています。

山﨑:お風呂関係のほかにも、プロ野球独立リーグであるルートインBCリーグ所属の「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の運営や、サバの陸上養殖、パンやスイーツなどの飲食店経営など、主に地域に密着した事業を展開しています。

西澤: ONDOは「クリエイティブナイト」のゲストとしては史上初の、エイトブランディングデザインのクライアントです。ロゴや「さあ、地域を沸かそう」というブランドコンセプトの開発、「おふろcafé」やグループ会社「温泉道場」のロゴやクリエイティブ、コーポレートサイトのリニューアルにも携わりました。現在僕は、ONDOの社外取締役にも就任し伴走しています。

<ロゴデザイン>
<ブランドサイト>
<店舗ブランド「おふろcafé」>

山﨑:ONDOの社風のひとつが、メンバーの個性をとても大切することです。私たちのようなサービス業では、かしこまった格好で接客をするイメージがあると思いますが、ONDOはもっとカジュアルに、メンバーの個性を出していきたいと思っています。

西澤:山﨑さんがもう、いきなりカジュアルですもんね。いつも水玉のTシャツ。

山﨑:仕事柄サウナやお風呂に入る機会が多い、というか、昼間から入浴するのが私の仕事なので。パッと着て、パッと脱げる服っていうのが大事なんです。Tシャツなら3秒くらいで脱げるので、すぐにお風呂に入れますから。いつも水玉のTシャツを着用しています。

運営の面では、デザインに対するリテラシーや、デザインを活用するノウハウを重要視しています。いくらクリエイティブでかっこいいお店を作ったとしても、そのかっこよさがオペレーションまで一貫していないと意味がない。だから、デザインに対する考え方が、運営から現場まで一気通貫できている会社を作りたいと思っています。

西澤:そうしたデザインに対する姿勢は、前職のコンサルティング業の時代から?

山﨑:いえ、そうでもなかったですね。

西澤:では、コンサル時代は、数字と睨めっこ?

山﨑:はい、業績を上げるだけ。というか、コンサルティング業なのでそれが仕事なんですけど。

ただ、さまざまな企業を見てきて、デザインは採用や現場のオペレーション、飲食店なら提供する食事やドリンク、店づくりにとって大切な要素だと気づくことができました。実際に自分が起業したらデザインにも力を入れていこう、と思えたのは前職のおかげですね。

お風呂から「地域を沸かす」会社へ

山﨑:私たちは元々がお風呂屋さんで、「おふろから文化を発信する」という考えのもとでやってきました。地域の衣食住を、温泉や銭湯に落とし込んで「地域のショールーム」にしましょう、といったコンセプトです。

でも、野球チームの運営やサバの陸上養殖、製パンといった事業を始めて仕事の幅が広がってくると、もはや「おふろから文化を発信する」という考えから離れてきてしまった。

そこで、西澤さんに相談してホールディングス化とリブランディングに踏み切りました。会社の仕組みを、グループ全体のブランドコンセプト、活動のコンセプトから再構築していったのです。

私たちの会社は、人口一万人くらいの小さな町にあります。だから、自分たちだけではなく、地域全体の温度(ONDO)を上げていくこと、地域の音頭(ONDO)を取れる人材を私たちの事業を通じて育成していくことが大切だと思っています。この考えをもとに、メンバーでじっくり話し合って行き着いたのが、この「さあ、地域を沸かそう」というコンセプトでした。

西澤:山﨑さんの想いや現場の考えを聞かせてください。




\ 「温泉、サウナ、スポーツ。場づくりで地域を沸かす!」本編はこちら /
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「CREATORS FILE」をまとめて見るには、こちら(外部サイト)

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