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6.コンピュータのメリット ①同じことをくり返せるNo.1
【皆さまのご質問やご要望などもお待ちしております】
コンピュータのメリットを支えている3点は
![](https://assets.st-note.com/img/1706431602109-sy72QFWYzy.png)
①同じことをくり返せる
②時々違うこともできる
③手順を保存できる です。
コンピュータにはプログラムがなければ、何もできないただの箱です。逆にプログラムを作れば、何でもできる「万能の機械」になります。
ではこの3つの特徴を説明します。
1を10回足すのは、大変
普通に1を10回足せば、
![](https://assets.st-note.com/img/1706431766921-bQrHCxNmwk.png)
となり、10回足すのは大変です。
「1を10回足す」のは、プログラムでも大変
![](https://assets.st-note.com/img/1706432477341-IgSfaY6voe.png)
となり、流れ図でもプログラムでも大変です。
もし100回足すなら、もっと大変ですねー。
くり返しを使えばかんたん
しかし、プログラムの「くり返し(ループ)」を使えば、かんたん。
1を10回まわすイメージで、「1を10回足します」。
![](https://assets.st-note.com/img/1706433112534-lBu0wmkdoN.png)
流れ図で書いてみよう
プログラムの「くり返し(ループ)」を使えば、かんたん。
流れ図で書いてみよう。
まず1を10回足すのに「合計」という変数をつくって、最初に0を入れますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1706944824597-AfQPpS7w2g.png)
くり返しをつかいます
![](https://assets.st-note.com/img/1706945223283-bQkNcg3FoC.png)
つぎに「くり返し(ループ)」を使って、1を足します。
流れ図では「ループ端記号」を使います。6角形のやつ。
![](https://assets.st-note.com/img/1706945245465-5sWGFdFkEo.png)
「ループ端記号」に「くり返しをやめる条件」を書かないと、1回足したら出ます。
くり返しをやめる条件が必要
![](https://assets.st-note.com/img/1706945535582-E4FECk9HC7.png)
「くり返しをやめる条件」は「10回くり返したら」にするので、10回数えるのに「回数」という変数をつくります。
回数は、もちろん0からはじめます。
![](https://assets.st-note.com/img/1706945551481-5y3COxFdMr.png)
何をするにも最初の準備がだいじ。
くり返しの条件は10回くり返すまで
![](https://assets.st-note.com/img/1706945639071-EFiBaLzq7b.png)
「10回くり返すまで」は「回数が10になるまで」=「回数=10まで」と書けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1706945784442-ywDhw4FGe7.png)
くり返し回数も数えなきゃダメ
![](https://assets.st-note.com/img/1706945907734-tzLLsePzsx.png)
ただ何回くり返しても、回数は増えないですね。
これでは永遠に終わらない「無限ループ」になってしまいます。
なのでくり返し(ループ)の中に、「回数に1を足す」が必要です。
これでくり返しの処理はOK!
![](https://assets.st-note.com/img/1706946067575-1AevticFEB.png)
足し終わったら忘れず表示
![](https://assets.st-note.com/img/1706946344447-sku9pSEFEt.png)
10回くり返して足し終わったら、表示し確認します。
表示するのは「合計」だけでいいですね。
そしてすべて終了です。
![](https://assets.st-note.com/img/1706946356650-zhqnSEzlEE.png)
プログラムなら100回くり返すのもかんたん
できた流れ図をすべてつなげてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1706433583944-VE0TgvNErH.png)
10を100にすれば100回足します。
どんな処理でも、同じ手順で何万回とくり返せます。
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