【開店】本の街で、本屋さん始めました
開店のごあいさつ
本の街・神保町で、「PASSAGE SOLIDA」の「棚主」になりました。
「PASSAGE」は、書棚の区画ごとに「棚主」がいて、それぞれの「推し本」を売る本屋さん。
「PASSAGE SOLIDA」は、3月にオープンした3号店です。
神保町交差点から徒歩約5秒、スーパー好立地店舗(の端っこ)で、本を売ってます。
目抜通り沿いですから。ちょっと1歩、中に入ってみてください。
青い天井からシャンデリアが下がり、壁にはずらりと白い本棚が並んでいます。オープン前に見た写真で、この店舗に惹かれました。
看板(棚主カード)は5/2から掲げてます。
初搬入は5/9にこっそりやりました。
プレオープン~今まで、通う度にどんどん棚が埋まってきています。
棚位置を迷っている間に、メディアに紹介されると、明日にはあの棚も主が決まっちゃうかも…と悩まされました。今度変遷の写真を並べてみますね。
フランス語の「passage」は”通り道”という意味。で、「SOLIDA」は「SOLIDARITE ”連帯”」の略語だと、プロデューサー 鹿島茂先生が書いてらっしゃいました。
「連帯しかない」という思いを込められた店名、ですって。
『「連帯」などは最も縁遠い言葉』。はい。わたくしもです…
…苦手ですね、多分かなり、連帯。大縄跳びに入るタイミングがつかめないし。入ってつっかえたくないし。怪我や責任を負わせてしまうくらいならソロ活動でいくし、負う覚悟もないですよね。人と責任を共にするなんて今世では多分無理っぽいんですよね。
でも、『「紙の本」という「知のインフラ」』が、なんか好きで守りたいかな。かさばるのに紙で持ち続けてる本がいっぱい。共感かな、と思いました。
大人になってからあんまり本を読めてないのですが。子どもの頃は、結構読んでた気がします。話し相手も電波もなくって、楽しいことなくって。何してたんだろう?と今思い出すと、本を読んでたのかもしれません。
子どもの頃のことって、しんどくって考えないようにしているから、何を読んだのかは今すぐにはあんまり浮かばないのですが、この棚をやっていくうちに浮かんでくるかもしれません。
そういう、長く好きでいる本も、ここに置くべく買い集め始めてます。
別に本に詳しくはない自分が、連帯の一部をどう担えるでしょうか…
3店舗で1,000棚以上。700人を超える本好きさんたちの知性溢れる棚の、連帯を濁さず和を乱さず…
それでいてなんかちょっと、違和感でも既視感でもシズル感でも、なにがしかを感じて気にしてもらえるような…
あなたを連れてっちゃえるような…
あなたの今世のどこかで一瞬お役に立てるような…
2階までご足労いただいて後悔されないような…
ゆっふぃーや、安野モヨコさんや、俵 万智さんや、鹿島先生などの同業者として恥じぬような…?
一棚を目せるでしょうか…
まったく売れなくとも、1クールくらい、皆さまの夏休みの終わりくらいまでは棚を構えるつもりです。その先も続けられるのか、短期出店ポップアップストアになってしまうのか、まだ全然わかりません。
本屋さんという枠の中でやれることを色々探ってみたいと思います。本に詳しくないからやれることがあるかもしれません。ないかもしれませんがあるかもしれません。
とりあえず、せっかく東京にいるのだし、1冊ずつでもこまめに搬入して、棚も主も血が通ってる感を出していこうかなと。
このように、言葉が上手ではありませんので、本棚を見ていただくのがいちばん早そうです。長々と文章書くより、声でお喋りするより、きっとたくさん情報量詰め込めそうです。
脳とか胃とか見せるつもりで搬入します。ナカの奥まで入って振り返ったとこまでご覧ください。どうぞ。どなたでも。
2F フローラ・トリスタン広場 7番地
ベニーの本棚 です。
noteってものも初めてでよくわかんないから、今回はごあいさつのみです。もう目次もつけてません。なんか機能が色々あるんですよね。そのうち使います。
他の棚主さんのnote、延々と読んじゃいますね。
各店舗への道案内なんかも、今度しますね。
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