強い声かけのデメリット

メリットとデメリット。
私が出会ってきた介護職員はあまり考えてないように思える。
たとえば「○○さん!動かないでって言ったでしょ!」
「用件はなんですか!無いなら呼ばないでください!」
そんな声かけをしててもデメリットしかない。
「そんな声かけしても意味ないでしょ?イライラするのはわかるけど、そんな声かけ自分が損しちゃうよ?」と言っても
「でもさぁ~」とか「わかってるけど…!」と納得いってないご様子。
今のご時世、どこで誰が情報を発信するかわからないし、高齢者だってスマホを持っている。
なにより、そもそもイライラした気持ちをお客さんに向けるのってどうなの?と思う。
まあ、その辺の話はまた今度にする。今回はメリットとデメリットだ。
さっき書いた声かけのメリットは強く言うことで相手の行動を制限できる可能性が高くなる。
一方でデメリットは制限できる可能性=スピーチロックになり虐待と判断できる。それに、強く言ったとしても相手がそれに従うかなんて相手次第である。つまり、デメリットの方が大きい。
そうすると「でも歩いて転ぶかもしれない!」と意見があるかもしれないが、前述の通り従うかどうかは相手次第だ。
強く言ったところで結果に大差なければ嘘でもいいから優しそうな声かけをして、休憩時間にでも吐き出せばいい。その方がメリットは大きい。
ぜひイラついたらメリットとデメリットを考えてほしい、それが自分のみを守るためにもなるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?