
自由の為の不自由を引き受け続ける
友人の結婚式での演奏、の、写真いただいた。
間違いなく、人生で一番充実した日でした。
音楽についての気づきを後半に記しました。もし良かったら読んでください。
私は、人間が、笑ったり泣いたりふざけたり悔しんだり、そういう様を観るのが心底愉しいです。
そして音楽が大好きです。
大切な人の大切な日に、音楽担当で存在できて、
この上なく嬉しかった。
一人では絶対できなかった
大好きな演者の皆さんと合奏できて良かった。
ピアノ担当として、人様の曲を人様の前で演奏するのは48歳にして初めてで(エレクトーン出身です)
これはもう人生で一番の緊張でございました。
そもそもは、余興で歌って欲しいというオファーだったのですが、
全体で一本の映画みたいにしたい(結婚式のサウンドトラックとして演奏したい)
とお願いして、友人の胸を借りて、チャレンジさせていただいた。
新郎新婦が好きなアーティストの曲と、具体的なリクエスト曲
島崎智子曲も3曲リクエストいただいて
合計20曲でお届けしました
各シーン毎に曲を選び、全体の構成を考えるのが、目ん玉飛び出るくらい面白かった
特別な結婚式にしたかった
事前準備は、構成に時間をかけすぎ、譜面作成に着手するのが遅く
どういう譜面にしておけば臨機応変に出来るのかわからず
演者の方々に教えてもらい、書くのも手伝ってもらい、結婚式の手練れである会場PAの方にも教えを請い、たくさんご迷惑をおかけして、頼らせていただいた。
結局、練習に全集中できたのが二日前で
前夜、オレもうアカン となり
子供の頃から無意識的に逃げ続けた「思ったように演奏できない悲しみ」
に直面できて
お腹の上に電子ピアノを乗せたまま大泣きしました(寝るに寝れず弾いてる)
ミュージシャンというのは、この悲しみを乗り越えてきたのかと思うと、
敬意敬意、敬意2000%だと思いました
これからも、演奏をお願いするときはせめてお金だけでも
絶対に払いたい と改めて強く感じました
当日が終わってから思った気づきは、二つ。
①音楽は、感情を促すことも、行きすぎないようにもしてくれるツールで在った。
だから私は絶対的に平和を志す。
②シンガーソングライターになる前の20年というのは「結果」「側」を演奏していたのだなと
その後の、この25年は、中身を作っていたのだなと思いました
①と②繋がったような歓喜で、
帰り道、夕方から早々に出てたお月様が
よかったねよかったねと笑っていた
色んな時期があったけど、ずっとやってきて本当によかった。
これからも音楽で出来ることをもっと追求したい
ピッカピカに磨き続けたい。
このような 気づき をくれた、友人と皆様に、心から感謝。
それから、
永遠の祝福を持ってこれを投稿します。
泣いても笑っても、おめでとうおめでとう。
----
ピアノ島崎智子
フルート上野洋
ロッククラリネット近藤哲平
チェロ菅原雄大
写真 市川証