早く治すには
うちの治療と、栄養療法と、自宅でのセルフケア。
頑張ってくれた患者さんとのLINEでのやりとりが、あまりにスゴイので、冊子にまとめてしまいました。
後々も、じっくり読み返せるように。(LINEは古い情報、消えていくから)
2022年1月21日初診だから、実質3カ月。
たった3か月で、治らなかった四十肩(実際は腱板損傷)が、お医者さんの許可を得て、ゴルフに行けるまでになった。
やっぱ早く治すって、すごく大事です。
1.はじめまして「プロの患者です」
Mさん(仮称)は、患者として「プロ」の領域でした。
子どもの頃から身体が弱く、色々な病気を経験してきました。
そして、1年ほど前からは、月に2~3回のペースで、ルート治療というハードな鍼灸治療を受けていました。
私の院を知ってくださったきっかけも、そのルート治療で、
ルート治療ができる鍼灸院だけが掲載された「ルート治療マップ」というものがあるのですが、当院もそれに載っています。
とはいえ、何百とある院の一つです。
もともとルート治療は、創始者の白川先生が大阪で編み出した、あたらしい鍼灸の手法ですから、大阪には他の地域より、ルート治療ができる鍼灸院が多いくらいですから。
そんな中、Mさんが私の院のサイトを見つけてくださったことが、不思議なご縁としか言いようがありません。
他のルート治療院と、うちとの違いは「栄養療法」をやっていることと、あと、「掃骨鍼法」っていうあまり聞きなれない治療法について書いていたからです。
(掃骨については今回書きませんが、栄養療法はこちら↓↓)
この本に基づいて、うちでは患者さんに栄養療法をやってもらっています。
Mさんが患ってきた病気、当院に来る前に治っていた病気には、線維筋痛症や円形脱毛症がありました。
線維筋痛症は、大変だったみたいです。
激痛で。
円形脱毛症は、ルート治療で治したそうですが、これまた同じ場所ばかり繰り返し起こして、最後、頭皮の細胞が死ぬ状態にまでなり、良く治ったなという感じでした。
よっぽど腕が良い先生だったのだと思います。
その先生でも治せなかった四十肩…私に治せるんだろうか?と心配でした。
ですから最初は気弱で、「私より腕が何段も上の先生がいるから、うちで数回やって好転しなかったら、そちらをご紹介させてください」と・・・・
どんだけ気弱やねん
なことを言ってた私です。お恥ずかしい。
2.四十肩?念のためにMRIを
でも、それだけ責任を感じる治療だったんです。
というのも、Mさんは、どうしてもゴルフができるように治りたかったのです。
子どもの頃から虚弱体質で、人生でやっと!はじめて!楽しめたスポーツが、Mさんにとってはゴルフだったんです。
だから何としても、再びゴルフが楽しめる体になりたいと、切望しておられました。
人生でやっと!という話を聞いて、責任感感じんやつおったら、そっちのがヤバイ奴です。
でも正直、四十肩…なんかじゃないだろうと思いました。
四十肩くらいなら、一年もルート治療やってて、治らないはずがないからです。もっと厄介な原因があるはず。
たぶん…腱板損傷とか、腱板断裂とか、つまり、肩を固めてる腱がぶっちぎれかけてるはずです。
「MRIを撮ってきてください」
そしたら、案の定でした。
3.3か月のリハビリ。それで治らなければ手術。
お医者さんは、鍼灸治療で青タンだらけになったMさんの肩を見たはずです。
血相を変えたと思います。
「鍼灸治療は止めてください」と言われたと言ってました。
そして、肩は四十肩じゃなく、腱板損傷で、3カ月リハビリして、それで治らんかったら手術、と。
そういう経緯があって、切れかかってる腱に鍼をしたりはできません。
私が治療したのは、腱が切れかかっている場所以外のところです。
それが、2月上旬(つまり、うち来てすぐ病院で検査してもらってるんです)
で、Mさんは、病院ではリハビリを継続しながら、うちでは、腱が切れかかってる以外の場所を、鍼治療させてもらいました。
腕を真上に挙げられるようには、1カ月くらいでなりました。
Mさんは、4月からは仕事が忙しくなるってことで、最初から週1のハイペースで治療することになっており、3月末までに治そうと、こっちも必死でした。
で、結局、2月頭に病院行って、3月中旬から下旬くらいには、お医者さんから、「ゴルフ、ちょっとずつ始めていいよ」という許可がおりました。
3月下旬からはコースにも出て、そろそろっとですが、プレイできるようになりました。
(動画を撮って見せてくれました)
4.治った!
最後まで苦戦したのは、結帯動作といって、たとえるなら、エプロンの紐を後ろで結ぶような動作ですね。
これが、まだちょっとあるかなぁって感じですが、当初言われていた3月末までには、肩の問題はなんとかなりました。
でも、、、これ、私の腕が良くて治ったんちゃいます。
私の腕前はふつーです。
秘訣は、Mさんが本気でやってくれたってことです。
これは、Mさんと私のやりとりのLINEを切り貼りしたものを、冊子上にファイルしたやつですけど、
もう最初っから、Mさんは本気中の本気で、マジ、プロの患者。患者の鑑。
栄養療法も本を買って読んで、めっちゃ取り組んでくれましたし、
セルフケア用に、私が貸したカッサも、ガッツリやってくれました。
カッサに関しては、他にも、便秘と生理痛の重さで、何回も救急車で運ばれたという人も、すんごいしっかりやってくれていて、
こういう報告をしてくれました。
栄養療法も、プロテイン飲んでくれています。
そんだけなんです。
ほんま、そんだけ。
鍼灸「も」やったほうが、加速度的に治るけど!
栄養療法とセルフケアで、結構治るんだよ~~ん♪
という話。
うちの公式LINEでつながってくださった方には、今ちょうど、『すべての不調は自分で治せる』を解説中で、毎日1000文字くらい記事が届きます。
「本一冊読むのはしんどいけど、小分けでなら」って人もいるかもしれません。
私の経験談とかも交えて書いてるんで、逆にめっちゃ長くなりそうではあるんですが、この本読んだら栄養療法は実践できます。
商売で、っていうより、ほんっと、マジ読んでほしいっす。
治らないって言われてる病気だって、栄養療法なら、かなり治るやつあるよ!と言いたい。