
"何気ない幸せ"を感じた瞬間。 電車編
普段電車に乗っていると窓を開けずに閉め切った空間でただ闇雲に時間が過ぎていく。
スマホを見る人、音楽を聴く人、本を読む人
疲れて寝る人と様々だ。
世間ではコロナと呼ばれるウイルスが日本でもだんだんと感染者が増えていき、感染予防のための三密と呼ばれる、密接、密集、密閉を避けるために電車でも窓を開けるなど対策をとっている。
正直、4月の頭とはいえ朝と夜は風が冷たくて寒い。しょうがないとは思いつつ我慢して乗っている中で普段は絶対に気がつかないことを知った。
それは通り過ぎる風景の中に色んな匂いがあるということ。
桜の時期には桜と梅の匂いがほんのりしたり、
夕食の時間には魚を焼く匂い、焼き鳥屋さんの香ばしい匂いが鼻を通る。
各駅停車に乗っていると駅によって変わるのが通勤を少し楽しくさせた。
コロナで自粛が多くて皆のストレスが分かるため、通勤の時間があまり好きではなかった。
コロナのおかげと言ってはあまり相応しくないが、僕が気がついた"何気ない幸せ"。