営業力アップに効く「シンデレラの法則」
シンデレラの話は、すごい有名です。皆さんよくご存知だと思うんですけれど、シンデレラの物語が営業力アップにどのようにつながるのだろうか、と疑問に思うかもしれません。
実は営業に関わるエッセンスが盛り沢山な物語なのです。
シンデレラのあらすじ
シンデレラから営業のポイントを知る
1.コツコツで人間力を磨く
シンデレラは地味だと感じるような仕事や嫌だなと思うことでもコツコツと真面目に取り組んでいました。また、意地悪な継母やその娘たちからの嫌がらせにもじっと耐えていました。
シンデレラが「こんなのやってらんねえよ!!」って、バケツを蹴飛ばしたりするイメージはないですよね。
逆境にふてくされたり、心折れたりするのではなく、コツコツと真面目にしていた積み重ねが、シンデレラの基礎的な人間力を鍛えたんじゃないかなと思っています。
この人間力こそが、後に王子とコミュニケーションをとる機会が訪れたとき、活きてくるわけです。
舞踏会には国中から選りすぐりの素敵な女性たちが集められていたはずです。単に容姿が素晴らしいとか、話が面白いだけでは王子の💓を射止めることはできなかったはずです。
営業も同じですね、素敵な外見や話上手は、もちろん営業にとって有利には働きますが、決めては人間力です!
2.チャンスは外見で左右されることが多い
人間力が大事とはいえ、舞踏会に行くのに灰かぶりのままお城の門の前に立ったら、たぶん追い返されます。
門番はこう言うでしょう。「あんたの来るところじゃないよ!」
つまり、チャンスの扉が閉じてしまいます。
営業に行くときにも、やはり清潔な見た目とか好印象を持たれる笑顔は欠かせません。
外見は内面の一番外側と言われてます。外見を整えることができていないと、営業のまず第一歩である、あってもらうところまでいけないということです。
オンライン時代においては、SNSやブログ、ホームページが「外見」の中に含まれてきますね。プロフィール写真やZoomのバーチャル背景は大丈夫ですか?
3.後からつながれるものを残してくる
人間力を鍛えた、外見も整えた、そしてお話によるプレゼンもうまくいったとします。ここで安心してしまいがちですが、シンデレラがした最後の大きなポイントがあります。
それはガラスの靴を置いていったということです。
物語の中では、わざと置いていったわけではありませんが、営業に行った後に何も残さずに帰るなんてありえないですね。後から連絡を取れるようなツールを必ず持っておくことです。
名刺を渡すでもいいし、小冊子みたいなものを渡すのでもOKです。また、オンラインで継続的につながるために、メルマガをするとか LINE 公式アカウントで情報を発信するなど、後から見つけてもらいつながるツールを必ず作っておくということなんですね。
営業力はツール力×コミュニケーション力
営業力と聞くと、話す力であったりヒアリング力などコミュニケーションが大事という面が強調されがちですが、実はツール力とコミュニケーション力のかけ算です。
片方ばかり磨いている人が多いのですが、ステージにあわせて使い分け、バランス良く両方をチカラを強化するのが営業の達人です。
ツールを開発している人は、ツールで自動化して、何でもできてしまうと錯覚してしまいがちです。コミュニケーション力を磨くのをおろそかにしてしまうことが多いかもしれません。
逆にリアル対面営業一筋で●年やってきた、みたいな人はツールの力を信じてない場合が少なくありません。営業マンの勘や経験ばかりに頼ってなんでもできると思っていたり、俺のトークスクリプトは最強みたいに思っていたりしますが、ツールを上手に使うことでムダな労力をかけず成果を何倍にもすることができたりします。
ツールの力は短時間で成果がでますが、お金がかかります。
コミュニケーション力は成果が出るまで時間が必要ですが、コストはかかりません。
最初は覚悟を決めてある程度の金額を投資して、ツールの力を使って営業する。その間に、コミュニケーション力のトレーニングを積み上げて、費用をかけなくても営業ができるようにしていく。
それで成果があがれば、次なるステージにあがるため、ツールにコストをかけていく、その時には、使いこなせるだけのコミュニケーション力も高まっている。
こんな循環システムを作ることができれば最強ですね☆彡
まとめ
シンデレラの法則
1. コツコツを継続して人間力を磨く
2. 入口突破するため外見を整える
3. 後からつながるツールを持っておく
いかがでしたか?