3,000名の社員を抱えるInternational Homelessと夜更まで喋った話。
うちの店舗に、たまたま1年のほとんどを旅行しているという”International Homeless”が来てくれた。
従業員3,000名の会社の創業者で、ITバブルを駆け抜けた人だった。仕事しながら世界中を移動して生きてる。
そんな人がなんでうちにきてんwと思いつつ、
自己紹介してる間に、私のことを面白がって
「今夜ご飯食べようよ!」と言ってくれ、会うことになった。
で、言われたのがこれ。
「初めて会ったときは、あの店を展開していきたいと思ってる人かと思ったのよ。でも、話聞いてる間に、この人『新しい味を世界に広めたいんだ』と思って。いやー、すごい変わってるわ。聞いたことないそんなやつ。成功すんのかなw俺が生きてる間に成功すんのかなw」と。
一個前のNoteに「自分の子どもが好きかどうかが、ケニアの庶民が新しい食べ物を取り入れる決め手」と書いたけど、その中で書いた「インスタント麺とスパゲティ」の例を挙げて、こういう風に食文化も広まってるわけで、そんなに私って変なことしてますかね?と聞いたら。
「いや、インスタント麺の話って、食べ方のスタイルを提案したって話でしょ?あなたがやりたいことって、新しい味を広めるってことじゃん。新しい味広めるって、Googleとかiphoneとかたまごっちとか、世になかった、「なんだこれ!」みたいな新しいもの出す話じゃん」と。
だからこそ、絶対味噌って名前で売っちゃダメ、と言われた。
味噌って名前で売っちゃったら、味噌を売ってることになって、私の味噌が売れるようになっても、マルコメきちゃうじゃん。マルコメの力に勝てないでしょと。
新しい味を世界の舌に刻むんだから、新しい名前にしろと。
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