食に関する様々な偽装
こんばんは、闇と光と愛の伝道師、じゅにーです。
今日は最も得意とする食の安全の話。
皆さんはスーパーで食品を手にする際、産地とか気にされてますか?
或いは、原材料で「遺伝子組み替えでない」という文言を気にされていますか?
いちいち確認していないとしても、目立つところに「国産」とか「遺伝子組み替え作物不使用」とか書かれていたら、優先的に手に取ったりすると思うんです。
今回は、そんな表記における少し闇を放つ実態と、更に現状のどす黒く染まった闇をご紹介しようと思います。
珍しく煽っていくスタイルで始めますよ。
では、スタート!
まずは、産地からいってみましょうか。
産地とは、産まれた場所ではなく、一番長い間過ごした場所で決まります。
牛や豚などの畜産物は、産まれが何処であろうと日本にいる期間が一番長ければ国産となるのです。
例えば、アメリカの産まれて6ヶ月過ごし、カナダで5ヶ月、日本で9ヶ月過ごした牛は、過半数が海外暮らしでも国産です。
海産物も同様に、過半数を日本国海域で過ごせば国産なのです。
実際は更に意図的な産地偽装も横行しているのが恐ろしいところです。
大豆や小麦などの農産物においては、産地は概ね育った場所と同じになりますが、表記ルールはこれまた微妙なものです。
割合として最も多く含まれている産地を名乗れるので、51%以上が国産なら、それは国産の農産物になります。
加工食品なども同様のルールになるので、原料に占める国産の割合が過半数となれば、国産原料使用と表記出来るのです。
加工食品業者が良識有る企業で、そんな偽装まがいのことをしなかったとしても、原料の業者が混ぜてしまえば防ぎようがないのが難しいところです。
この後お話しする遺伝子組み替え表記の抜け穴と合わせて、そういったものを避けていると思っている人でも全く避けられていないという現状があります。
では引き続き遺伝子組み替え作物の表記についでです。
文言が長いので、以下より「遺伝子組み替え作物」=「GMO」、「非遺伝子組み替え作物」=「非GMO」としますね。
これまた微妙なルールなのですが、検閲時に5%ならGMOが混ざっていても非GMOを名乗れます。
この段階でGMOを避けることは困難なのですが、更に大きな抜け穴があります。
検査方法が、任意の一部を調べて5%以内なら良い、というものなので、偶々非GMOの部分が多く検体に含まれれば、例え90%がGMOだろうと非GMOを名乗れるということです。
しかも、検査は受け放題。しつこく検査すれば、いずれ確率の網を潜り抜けて非GMOとなります。
日本国内ではGMOの栽培は許可されていないんですよ。
なので、国産と表記されている原料に気を配っておけばGMOを摂取する事はないと思っていたんですが、甘かったですね。
さて、一度休憩しましょうか。ここまでは「今まで」の話です。書き出しで言うところの「少し闇を放つ実態」です。
これからは「どす黒く染まった闇」です。現状から少し未来の話になります。
今回の騒動で、消費者庁よりこのような発表がなされました。
リンク先を見なくても、見出しで見える部分で衝撃です。
今まで国産原料使用となっていたものがシレっと海外産に変わろうと、表記はそのままで良いのです。
しかも告知はウェブサイトの片隅でも良いと。
消費者庁が消費者裏切ってどうすんだ!…というような内容です。
やむを得ない場合というのも判断が難しいらしく、余程悪質でなければ野放しになるものと思っています。
これ、3ヶ月も前に発表されてるんですよね。私達夫婦はこういった話にしっかりアンテナ立てていたのに気付けていなかった。
ならば一般の人がどれだけ知っているのだろうと。
これに関しては、現在より少し未来の方が恐ろしい。いつまで野放し措置が続くのかも分かりませんし。
今までも裏で散々GMO握らされてきた日本ですが、今後は大手を振って押し付けられそうです。
あな恐ろしや。
といったところで、今回は終了です。
なるべく拡散したい内容なので、リンクとかは自由に貼っていただいて構いません。
少しでも多くの人に知って貰いたい。
それではまた。