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【ボヤ記】母と過ごす時間
最近ちょっと日々の生活がしっかりルーティン化しすぎていて、メンタル削られ始めている。
ルーティンって苦手。
最初は楽しいんだけど、完璧主義のわたしはだんだん手抜きが出来なくなっちゃって自分で自分の首絞める。
ルールも苦手。
さすがに社会のルールは守るけど、家庭のルールは作りたくない。ルールができると、楽だけど、どんなルールであっても窮屈が勝る。
毎日同じことの繰り返し。
有り難いことに息子がとても規則正しいので、こちらのスケジュール通りにほぼ動く。お昼寝の時間がズレたとて、だ。
育児、家事、育児、家事、散歩、育児、家事。
24時間、1人時間を含め、全てこれ。
常に時計と睨めっこ。口癖は「そろそろ…」
そんなこんなで、最近気分転換になっているのが、意外にも実家の存在である。
基本的に夫に甘えることが出来ないので、家庭でしんどくなったら実家に帰って「子ども」に戻ります笑
実際何をするでもないのですが、なんか気持ちが軽くなるんですよね。最悪、母が全部なんとかしてくれるという安心感?(ご飯とか息子のお世話とか)
今年度くらいから?母との時間を意図的に増やしています。性格の不一致から一緒にいてもストレスになることが多かったのですが、それでも息子やニコを連れて会いに行こうと決めて、続けていたら、こうなりました。
母が息子やニコを可愛がってくれ、ご飯を用意してくれたり、一緒に散歩に行ったりしたことがわたしも嬉しかったし、母もとても嬉しそうだった。
父と母と息子とニコで、近くの動物公園に行ったことがあり、父も母もそれがすごく楽しかったみたい。
母はパートで働いていて、月に多い時で3〜4回平日に休みがあるので、その日には必ず遊びに行くようにしている。これはルーティンやルールではなく、わたしが行きたくてそうしている。
母の愚痴も以前よりかは減ったし、口調も優しい。わたしの欲しいものも快く買ってくれる笑 この『快く』ってのがミソ笑
また、地元の図書館や公園へ息子と行くと、自分が小さい頃の記憶が蘇ってきて、母にしてもらったことが思い出され、自分はそれなりに愛されていたのかもなぁなんて思うこともある。
母とよく図書館に行き、たくさん絵本や紙芝居を借りた。小学校低学年くらいの記憶だろうか?すごく楽しくて好きな時間だった。
愛されていないとまでは思ってはいない。
お世話してもらったし、立派に育ててもらったし、
大学や留学も就職もやりたいことやらせてもらった。
子どもながらに友達の親と比べて、母は情緒不安定でたまに酷いことをわたしに言うので「子どもがあんまり好きではないんだろうな」「お荷物なんだろうな」と感じることが多々あった。その影響が大きい。
母とは中学生くらいまで買い物に必ず一緒にいった。
どこへ出かけるにも一緒だったと思う。
結局のところ、わたしは母が大好きだった。
昔も今もそう思う。その気持ちを今は大切にしたいと思い、「大好きだ」にしようと思った。
自分が母になって、1番のロールモデルは実の母であることは否めない。反面教師なのか、同じようにするのかは時と場合によりけり。なので、嫌でも勝手に登場してくる。笑
実際、自分がされて嬉しかったことは息子が喜ぶのであれば、息子にもしてあげたいと思うし、されて嫌だったこと、言われたくないことはしないようにしている。
まだ母になって1年ちょっとだけれど、母の大変さと難しさをひしひしと感じている。育児の大変さとは違う。「母の」大変さ、だと感じる。同じく、「父の」難しさも夫は感じていると思う。
四六時中、良い妻、良い母、良い人間でいることは、なんて難しいのだろう。イメージしていたようにはなかなかいかない。理想と現実のギャップ。
子どもと向き合えば、向き合うほど、自分の母スキルの無さに日々落ち込むことばかり。
反面、母である誰しもが出産を機に、急に良妻賢母になるのはあり得ないとも思う。みんな母である前に、個性のある1人の女性だった。得意不得意があるし、やりたくてもやれない環境下もあると思う。料理なんてまさに笑 結婚したからっていって、急にできるもんじゃない。できないけど、文句を言われようができないなりにやるしかない。
それを母になって気付きました。
1人の女性であり、忙しい毎日の中で沢山のストレスを抱え、誰に頼ることもできずに(父は仕事好きの遊び人だったので)がむしゃらに2人の子を育てた。
子に当たった夜には、もしかしたら、1人悪いことをしたと反省していた母の姿もあったかもしれないし、なかったかもしれない。
母と過ごしているとそんなことを考えて、あぁわたしは1人じゃないんだな、と思えて気が楽になります。
そして、ちょっと母業を忘れて、幼少期の楽しかった気持ちを思い出させてもらう。『懐かしい』という感情は、不思議と癒される。
そんな感じで、現在復興中です。
夫にもなんとか今のメンタルを伝えて、息子をお風呂に入れてくれることになった。う、嬉しい。助かる。
この前の「夫が寝たあとに」の放送で、みきてぃの夫の育て方に脱帽した。わたし全然褒められなくて。いつの間にかそういうこと言えなくなっちゃっていて、お互いにイジることが当たり前になってしまい、1人反省した。ちょっとしたことでも「ありがとう」「めちゃくちゃ助かる」「すごく嬉しい」って素直に言えたら、きっともっと育児も家事も楽になるんだと思った。
先日、珍しく夫が食事終わりの息子の手洗いをやってくれて、隣りで見てて、つい余計な一言を言ったばかりだった。
「まだ顔も汚れてるよ」
「(不機嫌そうな声で)分かってるよ、向こうでウェットティッシュで拭こうと思ってたから」
はい、ダメーーーーー。笑
こういうところをわたしが直していかないと、夫も変わらないよな…と心底感じました。
うちには夫育てというのもあるんですよ。知らなかった。。他人事だった。。
うん、ひと休み。ひと休み。。