【推奨】ChatGPTが子育て世帯の”あのシーン”を爆発的に効率化してくれる最高のアシスタントだった件
今回は子育て世帯における、昨今話題の対話型生成AI、ChatGPT等との関わり方を考えてみた話です
企業でも
・カスタマーサービスを代用できるのではないか
・プログラマーの作業効率化に効くのではないか
・議論の構造化やアイデア出しは全部やってもらえちゃうのではないか
・調べごとや資料作成を全部お任せできちゃうのではないか
そんな感じで各社このChatGPTやBingAIなど対話型の人工知能を活かした業務効率化や人間個人の能力差を狭くするための工夫を考え始めているかと思います
私自身も、仕事や企業における活用の話とは別に、個人の生活環境の中でどういったシーンで活用すると便利になるかを悶々と考えるとともに、様々なシーンでChatGPTやBingAIを触ってみて感触を確かめているといったのが現状です
ネットやTwitterなどでも、このChatGPT 等を如何に活用するかを様々な人が試していて、中にはテンションが上がるモノもあれば、「それって本当に必要なの?」みたいな遊び半分な有効活用方法の紹介が出ていたりします
一方で、「なるほど!」といった自分の仕事内容や生活環境を考えたときにカチッとハマる活用方法に出会う割合が低いのも事実だったりします
調べごとの回答とかも割と優等生回答が中心でそのままマル転できるような回答をもらうには割と質問の仕方のセンスがいったりしますし…
一般ユーザが有効活用するには提供方法への工夫がマストといった感じというのが現状の印象です
そんな中でも、2児の父親である子育て世帯の人間の1人として、日常生活の中や子育てにおける重要なシーンで効果的な活用ができたりするのかは、色々と試しているといった感じでした
▼過去のChatGPT絡みの投稿記事はこちらから
今回は、そんな中でも比較的納得性のあった有効活用方法を1つ見つけたので紹介できればと思います
■ChatGPTの機能を有効に活用できる子育て世帯の”あのシーン”
「子育て世帯」×「対話型生成AI」の有効な活用シーンは何か
そんな中で1つの推奨となる活用方法を紹介します
それは、生まれくる子どもの「命名」時にChatGPTを活用する方法です
「子どもの名前を考える時間」
これは、かなりの”熱量”と”楽しさ”と、期待や責任を持って検討を繰り返す行為(もちろん、、人によってその粒度・濃度は様々)
私自身の人生の中では、この時間はかなり貴重なモノだったと捉えています
今でも保存してあるのですが、長男・次男の出生前後で妻と共に検討を繰り返す為に作った名前の候補や命名の意図・意味・字画チェックをまとめたノートは一生モノの記録
ある意味「家宝」になっています
この子供の名前に関する検討時の「要素」「キーポイント」「拘り」など、
ある意味候補を導き出す上での【特徴量】については人それぞれかと思います
以下は、代表的な検討要素かと思います
・苗字とのバランス
・総合的に画数が多くならないか
・キラキラネームにするか/しないか
・名前の響き
・漢字に込められた意味
・あだ名の想像
・苗字と合わせて字画は悪くないか(姓名判断)
・グローバルな視点で受け入れられそうか
・兄弟の名前との関連性
・家系の関連
・親戚や友達の子どもの名前と被らないか
・推しの芸能人やスポーツ選手の名前や関連するキーワード
・地方/地域における制約や流行り
etc..
更に、上記だけでなく
子どもの性別がぎりぎりまで判別していないケースによっては、名前の候補の選択肢は幅広くなっていくもの
実際我が家の検討時には壁打ちも含めてかなりの数の候補の中から絞り込みをかけていくような作業を繰り返していました
実際にやっていた当時の候補選定の流れは以下のような感じです
①子供の名前候補がまとまっている本を購入
↓
②膨大な名前の羅列の中から感覚的に苗字とマッチしそうな名前(特に読みを重視)をピックアップ(本にマーカーを引いていた気がします…)
↓
③ピックアップした名前の読みと同じになる別の漢字の組み合わせをピックアップ
↓
④それぞれの名前の候補における意味や特徴・印象をノートに書きこみ
↓
⑤候補の名前を1つ1つ姓名判断のサイトに打ち込み判定
↓
⑥それぞれの名前の字画に対する結果をノートに書きこみ
↓
⑦ノートの候補を見ながら夫婦間会議
↓
⑧上記①~⑦を繰り返す
↓
⑨最終的に3~5個程度の候補に絞り込み
↓
⑩生まれてきた子供の顔を見ながら、夫婦間会議をして最後はエイヤーで決定
※この間の、親族からの遠回しの希望等の受け入れなどは省きますw
上記の⑤にも記載しましたが、我が家においてはそこまで拘りはなかったものの、候補となる名前に字画の姓名判断はスクリーニングをかけてみています
ここに、結構時間を割きました…
同じ名前の読みでも漢字一つ変えるだけで結果が変わってくることもあり、様々な候補の漢字の組み合わせを書き出しては、アプリの姓名判断で検索をかけて結果を羅列していくような作業を淡々と繰り返した感じです
個人的な記憶でいうと、こういった姓名判断に拘りはなかったものの、自分自身の名前を試しに判定したときに字画的に良いものを選んでもらえたんだなという気づきがあったので、自分の子供自身が実際に大人になった時に同じことをした際に嫌な気持ちにはなって欲しくないなって思いから、姓名判断は最低限確認しておこうという気持ちになったことを覚えています
当時を振り返ると途方もない作業にも思えましたが、この工程をしっかりやりきれたことで、今子供たちの名前にとても愛着を持てているのも事実
子供が生まれてくる前に進めておくべき準備は他にも沢山ある中で、限られた時間の中で候補を選定していく必要は当然ありますが、あとで後悔しないように、しっかりブレストして、検討を繰り返すことは大切な時間かと考えています
前述もしましたが、もちろんこれはあくまで私の私見
命名においても人それぞれの考え方がある前提で書いておきます
■ChatGPTで「命名」に関する条件を入れて検索してみた結果
前述のとおり、多数の拘りの「要素」を含めて検討される子供の名前
この候補選定の作業をChatGPTに質問として投げた場合、どんな結果が出るかを試してみました
特に今回のポイントは、
・条件に家族の「姓」を入れたうえで検索を掛けること
・字画の良い姓名判断の名前の候補を出してもらいたい
をベースに検索をかけてみました
以下がそんな質問内容と結果です
●ChatGPTへの質問
●ChatGPTの回答
こんな感じで候補が絞られて出てきました
ちょっと疑わしかったので…
実際に出てきた結果の中の名前を以下のサイトで姓名判断の結果を検索してみました
〇候補1:山田 雄太郎の場合
〇候補9:山田 拓真の場合
〇候補14:山田 悠翔の場合
といった感じです
「仕事運」とか「家庭運」とか…細かいところは置いておいて、
「総格」を見る限りだと割と悪くない結果が返ってきているような感触
個人的には膨大な候補の中から、1つ1つ自分の苗字に合わせて結果を調べにいかないとならなかった当時の作業をある程度ショートカットできるのではないかという印象を持ちました
ちなみに、条件を加えてみると回答される候補自体が変化しました
あまり同じ名前の友達が多いと嫌だという人もいるかと思うので、人口的に多い名前は省いてほしいという条件を入れた結果が以下となります
●ChatGPTへの質問
●ChatGPTの回答
もう1つ追加
例えば、入れたい漢字(今回は「翔」という漢字)を条件に追加するとこんな感じです
●ChatGPTへの質問
●ChatGPTの回答
といった感じです
■アイデア出しに強いChatGPTは「命名」時の味方
使い方によってはかなり面倒な作業を効率化できるのがこのChatGPT等の対話型生成AIの特徴かと思います
「良くアイデア出しには最適」といって記事を目にしますが、まさにこの子供の【命名】という人生の一大トピックはアイデア出しがベースになった代表的な行為になります
そういう意味では、この【命名】においてもAIとの親和性は非常に高いという感想を持った次第です
ただし、、、
ChatGPTはまだまだこれから発展途上の段階にあるというのも事実
精度的には完璧でない可能性を前提に使うことをお薦めします
今回色々試してみましたが、回答結果に納得いかない部分もありました
例えば、
・名前全体の漢字の画数を30文字以内におさえてほしい
みたいな条件をいれても、その通りの回答が返ってこなかったのが1つの例です
少し条件を変えても漢字の画数を考慮して検索結果を返す行為は、まだ精度が荒い印象でした
そもそも命名においてこんなに同じ名前でも当て込む漢字の「種類」や「意味」、そして「画数」を意識するのは日本特有の文化なのかもしれません
グローバルな視点での活用ニーズはそこまでない部分もあり、AIが学習して精度を高めていくには情報量がまだまだ少ない故の結果とも言えるかもなと思っています
直近の命名におけるトレンド情報とかも、まだ具備されていないものとして扱う必要もあります
また、質問の投げ方の精度の工夫もまだ足りない面はあるかと思います
おそらく、正しい回答を導き出す条件の書き方がハマれば、より拘った要素でも有用な回答結果が出てくるかもしれないので、この辺は引き続き模索していこうかともいます
以上です
いつの日か、、子供の名前はAIがつけるもの
そんな時代も来るのかもしれません…
ただ、最後にしっかり書いておきたいことは、あくまで愛着ある名前を自身の子どもに与える上での候補選定の補助としてChatGPTを使っていくことをお薦めします
やはり、最後は字画でもなく、トレンドでもなく、AIのレコメンドでもなく、親がその子にとってどんな名前が一番適切かをしっかり考えて決めることが重要かと思います
ある意味、親から子供へ最初に与えてあげるとても大切なプレゼント
それが【命名】というイベントかと思います
時代の進化によって便利になるものを活用するのは大切だとは思っています
一方で価値を崩さずに拘っていく部分については、時間をかけて、しっかり向き合うことが大切なのかもしれません
その点を忘れず、愛着のある名前として子どもたちに受け入れてもらえたらこの上ない喜びです
今回は子育て世帯の一大イベント【命名】にフォーカスして活用の検証結果を書いてみました
今後も「子育て」×「AI」について、引き続き有効な活用方法を書いていけたらと思っています
了