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【エッセイ】海賊を解散する時。
家族と一緒に海外を漂流しているので、子供たちの教育も漂流しています。
息子二人は海外間転校を繰り返してきました。
香港からホーチミンに転校する時、同じように海外間転校を繰り返している友達から「ホーチミンには〇〇っていうすごくいい奴がいるから、お前がホーチミンに行くのでよろしくって伝えとくよ」と言われたという話は笑えました。
ダッカの学校からジャカルタの学校に転校した時に、反射的にインド系(日本人ではなく!)の同級生がいないかどうか探した(友達になれそうな奴がいないかどうか探した)というのはガチな話です。
(2010年2月当時)
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長男はジャカルタの高校卒業後、香港の大学で学び、昨年4月から意外にも日本(東京)で働いています。
次男はグレード12(日本の高校3年)で、今まさに大学入学準備中です。UK・オランダ・シンガポールの大学に申請しているようです。(幅広すぎ…)
◆
子供たちがそれぞれの道を歩み出しているので、
7つの海を股にかけてきた我が海賊部隊にも、そろそろ解散の時が迫って来ました。
これまで波乱万丈どころか、荒波を超えすぎました。
私は大人になるまでは平凡な子供時代を過ごしましたが、子供たちは生まれてからずっと荒波っぱなしです。
子供たちには、我が海賊部隊を離れた後も、自分たちなりのスタイルで、素敵な海賊(やっぱり海賊?)になって欲しいと思います。
部隊を解散したら、ジャック・スパロウ(私のことです)は、海賊船から白いヨットに乗り換えて、静かな海をセーリングしたいと思います。
いや、意外と一人乗りの海賊船に乗り換えて、相変わらず荒波にのまれているかも知れません🏴☠️
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