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今日出逢ったことば0813

足るに触れる

by あきさわ園の史隆さんと話していて


8:00過ぎくらいに、息子の史隆さんが到着した。お父さんとお母さんのDNAをしっかりと引き継がれたお顔立ちだ。

時間が限られている中で、古民家に連れて行ってもらう。いつからだろう、この歴史ある不完全な余白に心躍る人間になったのは。

「医食住同源を3.0km圏内でつくる」

わずか2時間過ごしただけでは、この広大な園の果実や自然とどのように暮らしているのか想像することは難しかったが、秋澤さん親子の眼差しと一緒に過ごさせてもらった時間の中で感じたエネルギーや言葉のなかで、その一部を分け与えてもらった気がする。

ご案内いただく
新しい鳥居があった


足るを知る という老子の言葉がある。
史隆さんもこの言葉を使われていて、ウンウンと心の中で首を縦に振りながら。
元々の一文はこうだ。「足るを知る者は富む」

どうしたら、足るを知ることが出来るだろうか。本当に大切なことは、知ることなのだろうか。
そんなことを考えていて、自分なりの気づきが降りてきた。

足るを知るも大切だけど、もしかしたらそれ以上に「足るに触れる」が大切なのではないか。何より、触れないと身体として知ることは出来ないのではないか。

朝収穫した青みかんで、パスタ
青みかんの「輪」


あきさわ園さんは、足るに触れる場所だ。
昇る日の出に触れ、実りに触れ、汗をかく。
いただきますを、いただく場所だ。
きっとまた、逢いに行きます。

あきさわ園

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