フリックするような人間性

今日出逢ったことば0920

ラジオやテレビジョンや雑誌や新聞が「4大メディア」と言われていた昭和の時代を経て、もはや大きさでいえば「インターネット」という巨大なメディアが確固たる地位を築いた現在。

インターネットの中でも、webサイトSNS、youtubeなど多岐に渡る。

閲覧時間と共生しているメディアに比例して、人間の性格や人格が形成されているのではないかという仮説を立てている。さすれば。

youtubeを観る時に1.5倍速や2.0倍速で映画を鑑賞したり
instagramのstoryのように24時間でなくなる刹那的な物語を堪能したり
Xのように時に裏垢なるもう一つの人格を形成して他者と関わったり
Facebookのように顔を合わせないけれど他者と関わりを持つ機会を得たり

自分が大切にしていることや
入ってきた瞬きのような情報や
共に過ごした知人友人との関係性を
携帯で指をフリックするように
「大切」と変換することもなく
「タイセツ」としてしまうということも
あるのかもしれない
フリックするような人間性の生き物が
繁殖していくのかもしれない