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大丈夫、予測不可能です»親になれるか不安なあなたへ

 我が子(生後4ヶ月)はプレイジムが好きです。

 付属のメリーに手を伸ばす、というよりは、メリーのぶら下がっている棒を蹴るのが好き。

 このマットの、アーチ状の棒の根本部分です。

 ちょうど足が当たるように寝させると、目を輝かせて、鼻息もフンフンさせて蹴ってます。

 その勢いは「キーック!」みたいな単発の可愛い感じではなく、さながら高速で連打を決めるボクサーのよう。

 当然、メリーも台風並みに揺れてます。分からないけど、たぶん想定されている遊び方ではない気がする。


 遊び方が違うのでは?シリーズは他にもあり。

 このボールが、これくらいの月齢の子にオススメという記事を見かけたので、さっそく買って渡してみました。

 両手で持って、口元へ。何度かそうやっているうちに、手から離れ足先へ転がっていったのですが、今度は両足で挟んで持ち上げてくれました。

 そのまま、蹴って転がし、再び挟む、の繰り返し。サッカーなら褒められそうなほど、見事なボールキープです。

 ……このボール、握りやすいから良いって話じゃなかったっけ?まあ、楽しんで頂けてるならいいかな。


 という調子で、独特な遊び方をする我が子。

 何が言いたいかというと、大人の予想どおりになんて全くならないな、と学んだのです。

 別の人間だから当然といえば当然なのですが、おもちゃの遊び方一つとってもここまでとは恐れ入りました。

 予想できなかったのは、自分自身の変化についても同じです。

 私は割と陰鬱な気質で、例えばテーマパークやライブに行っても、楽しいけれどそれほどはしゃげないタイプ。

 テンションが上がる、ということがあまり無くて、いつもどこか冷めていました。

 それが今は、我が子が「ふんげ!」とちょっとニッコリしただけで、「あぁ~!ふんげ可愛い!可愛い可愛いよぉ〜!!」とスリスリしてしまうくらいには歓喜できます。

 子を授かるまで、まさか私の中にそんな一面があるとは思ってもみませんでした。

 自己嫌悪感が強いので、自分の血をひいている我が子を、可愛いと思えなかったらどうしよう、と考えたこともあります。

 でも、杞憂に終わりました。
 びっくりするほど可愛いです。毎日抱きしめても飽き足らない。
 人生山あり谷ありなら、次に来る谷はどれほど深いのかと震えるほど、幸せで仕方ないです。

 なので、もしも同じく親になることに不安を感じている方がいるなら、大丈夫。

 子も、自分自身も、どうせ予測不可能です。
 何とかなるか!と楽観的に構えてみて、何ともならなければ支援団体や行政を頼ってみる。
 そんな姿勢は無責任すぎるでしょうか?

 少なくとも、私は何とかなっています、という経験談でした。
 とはいえ、まだ育児は始まったばかり。
 まさに今後も予測不可能なので、これからが楽しみです。


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