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877のトレーニング

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私が行っているトレーニング方法や意識していることなどを公開しています。
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上手くペダリングができなくなった時に読む腸腰筋ストレッチ

どうも!877Bicycleです🍌 突然ですが、「上死点でペダリングが詰まる、パワーが上手く伝わらない、サドルの高さが合わなくなった」などと調子の悪さを感じたことありませんか? 私は何度かあります。 そんなときコーチに相談したら、「877君は、腸腰筋が硬くなっているんじゃないかい?」と言われました。 え、腸腰筋ってどこですか?ってぐらい気にしたことがありませんでした。 腸腰筋とは3つの筋肉(大腰筋・腸骨筋・少腰筋)からなる腸~腰回りの筋肉です。体幹と下肢を結びつける重

FTP5倍以上への挑戦!冬の体幹トレーニング編

どうも!877Bicycleです🍌 今シーズンの「反省・課題」についてん?ほぼ全部じゃんって書いてて思った(笑) FTPを上げたいというのは皆んなが思っていることですよね。 最近特に自分のウィークポイントと感じているのが VO2maxとスプリント力に共通する「L5以上の持続力の無さ」です。 L2~SSTをメインにしていたら、体重が落ち持久力がついて、PWR(パワーウェイトレシオ)が5倍付近まで向上しました。ただL5以上のパワーを継続するために必要な上半身の筋力が落ちてし

ヒルクライムが速くなるハンドルの握り方

どうも!877Bicycleです🍌 突然ですが、ヒルクライム時にハンドルの握り方って意識したことありますか? 前提として「ブレーキレバーを素早く握れる形」であることが大事です。安全第一! グランツールを全制覇したJumbo Vismaの選手を見ながら解説していきます。 ※今回はブラケット位置での話になります。 ⇩のワウト・ファンアールトのように『親指を内側、それ以外を外側』に持つのが一般的です。皆さんもこの形でしょうか? この握り方は上半身がリラックスでき、集団内の

フルタイムワーカーが速くなるためのロードバイクトレーニング

どうも、877Bicycleです🍌 突然ですが、1日24時間をどう使うか、考えてますか? 私は、忙しさや面倒になってしまい、時の流れに身を任せてしまうことが多いです。もっと言えば、7日→30日→90日→180日→365日とプランを作るべきなのも分かっています。実際に富士ヒルでゴールド~プラチナリングを目指していたときは、コーチについてもらって毎日細かくスケジューリングしていました。本当に速くなりたい人はそうした方がいいですし、言われなくてもやっているかと思います。 でも

ロードレースは小さくても勝てるのか?

ほとんどのスポーツは、身長が高い方が有利に働くことが多いのは周知の事実です。特にバスケットやバレーなどは、ゴールやネットがあり物理的高さを必要としています。中には小さい選手がレギュラーにいますが、そこに入るには競争率も高くなります。 ロードレースではどうでしょうか? ツール・ド・フランス2017の全選手平均身長は181cmです。この数字だけ見れば高い選手だけが活躍しているのでは?と思いますよね。しかし、公道を走る上では登りや平坦があり、必ずしもそうではありません。それぞれ