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Kaikaロゴチャレンジ(2/3)
この作品に至ったわけ
もともと、陶芸作品の原型をつくりたくて3Dプリントをはじめ、はまってしまいました。ということで、壺といった面が均一でない(錐や柱でないもの)に模様を入れたいと思っていました。今回発想したデザインはその課題をクリアするものでしたので挑戦してみました。
実験条件
目的:Kaikaロゴを生かした何かを作る
実験日:2023年5月
実験環境: 3Dプリンタ Snapmaker J1
ノズル:Kaika 0.4mm
ノズル交換時期:不明。
フィラメント:Snapmaker PLA(白)他
ノズル温度:220℃(PLA)
試作1
試作、というか作ってみたらやっぱり問題あり!ということで作り直しました。まずはじめに出来上がったのはこちら。カラーリングはおいておいて、それなりのものになったはずでした。しかしながら、中にツールを入れると簡単に転がります。もう少し高さも欲しいなと思いました。
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円筒などではない素材にどのようにこの柄(Kaikaのロゴ)を入れたかですが、この辺りが今回一つのノウハウを得たポイントとなります。
まず、Kaikaマークの輪郭を使用し、Form機能により形作ります。この辺りは、こちらに残しています。動画も作成してありますのでもし興味のある方がいましたらこちらをご覧ください。
こちらがKaikaマークを取り込んだものとなります。
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Formにより形作りました。
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上底面は抜けていますのでサーフェスのパッチ機能で穴をふさぎ、スティッチによりソリッド化します。
だいたい(このあたりいい加減。次回はもうちょっときちっとやります)対象となる立体と同じ大きさの大きさの円を描きます。円は2重化します。これを押し出して、メタルシート化しますので一部を切り欠きます。切り欠くための線分も描いておきます。
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後で張り付けるKaikaのロゴの大きさと同じになるように押し出します。
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メタルシート化して平面にするための基準となる部分を作ります。押し出した立体の端面から2mm押し出します。
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メタルシートを展開します。先ほど押し出した部分を基準の平面として平面化されます。
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先ほど展開したメタルシートの向こう側が外周となりますので、外周に正方向にKaikaのロゴがくるようにロゴを張り付けます。
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スケッチを利用してロゴを押し出します。
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シートメタルを最折り曲げすると、曲面にKaikaの文字が写されます。
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メタルシートの表面で立体をカットすると、曲面上に表現された文字だけが残ります。
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扱いやすい位置に文字だけを移動させます。
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サーフェスとして利用したいので、表面を抜いてやります。きっとこちら側の面でもよかった気がします。
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文字の端面からルールドサーフェスで放射方向に押し出してやります。わかりにくいですが、KaikaのKにその処理を施したものです。
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先ほどつくったサーフェスでKaikaのBodyをカットします。
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これを繰り返すことで、ロゴの文字部分を別のBodyとして取り扱えます。
これができるようになったことで、壺のような曲線を持った立体にも柄が入れられそうな気がします。
一応動画にもまとめました。
試作2=完成品
今回は試作2が完成品となりました。
足をつけて安定化させています。また寸法も少し大きくしました。
完成品がこんな感じ。
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結果と考察
Kaikaロゴを使用して何かを作るというお題、第2弾は以前からやってみたかった、円柱や円錐といった形ではない発想貧弱の極みですがノズルケースを作ってみました。できればKaikaノズル納品時に使っていただきたい!と思っていましたがFuuさんが素敵なのを作られていたので、しまった!(そもそもFuuさんのセンスに勝てるわけがない)ってことで第2弾、第3弾に続きます。
モデルはこちらで共有しています。よろしければプリントしてお使いください。
https://www.printables.com/model/502692-kaika-nozzle-case