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郷に入ったから郷に従った

昔はあちこちで普通に見ることができた植物が
どんどん見かけることがなくなってきてる


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今日は七十二候の『半夏生』だ

夏至から11日目
田植えが終わるころ

半夏生は植物もある

昔はそこら辺に普通に生えていた

花が咲く今ごろだけ
葉の半分だけ白く残りは緑

なので『半化粧』とも書く

可憐でかわいらしい花だ

ほんとに全然見なくなったな、と
くよくよしてたら土曜日の稽古のときに
(習う方)
講師が建仁寺の両足院に群生して咲いてるよと
教えてくださいました

調べてみると教室から
バス1本で行くことができるじゃないの

なので稽古帰りに行ってみることに

ばっつす群生してました

ひゃ~
久しぶりにこんなにたくさんの
半夏生みたな~とのんびり拝見する


🐙
ところで半夏生の日にはタコを食べます

これは関西に越してきてすぐに
昨年亡くなった大御所先生が教えてくださいました

田植えが終わるころなので
根がタコの足のように八方に伸びて
しっかり根付きますようにとの
願いを込めて食べるんだって

東北にいたときも
東京にいたときも聞いたことがないので
関西独特の風習じゃないのかな

思うにここら辺は
タコで有名な明石が近いので
そんな風習ができたのかな、とか思います

確かにちょっと気が利いたスーパーでは
今時期にはタコのパックに
『半夏生』というシールが貼ってあったりします

タコとトマトのなんちゃってカルパッチョ

なので
ちょべっとだけフライングして
タコをいただきました

なにせお米命だからね
しっかり稲が育ちますように


こういった風習ってどんどん廃れてく

関西の方でわたしと同世代の方でも
「なんやねん、それ」なんていう人も多いのよね


と、いうわけで
ここに書いて記録として残しておこう

関西の風習を
北東北の山ザルが書き残すのも
また一興



🐰
いけばな教室 西宮
へなうさ工房:甲子園球場そば
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HP

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