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ちょっと歴史を紐解いてみよう

こんばんは、今日もお疲れさまでした、秋峰です

突然ですが、いけばな教室と聞いてどんな感じを思い浮かべますか?
たくさんのお若い女性で溢れてる、もしくは熟年マダムがひしめいている、そんな空間を想像されるのでしょうか?

いけばなって実は男性が始まり

今日はとてもとてもカンタンにちょっと乱暴にサクっといけばなの歴史をご紹介したいと思います。

表題を見て
「えっっっ?いけばなって女性がやるものじゃないの?」
そう思われましたか?

いけばなの歴史を例えば10cmの物差しで表したら女性がやっているのは最後の数ミリだけ、後は男性がやっていました。

諸説ありますが最初に述べたとおり今回はとても簡単にいけばな歴史をお話しますので、詳しく知りたい方はぜひともへなうさ工房へいらしてくださいね。

いけばなはお坊さんが仏様へお供えする供花(くげ)から始まったとされています。
お坊さん=男性

そして室町時代になり武家文化というものが盛んになり武士がいけばなをたしなむようになります。
武士=男性

江戸時代になると町人も暮らしが豊かになりいけばなを楽しむようになります。
町人ですがやはりいけ手は男性。

じゃぁ、いつ女性=いけばなのイメージがついたのか?といいますと終戦後になってからです。
ひー!!!たったそれだけの間のことなのに!

カンタンそうで実はとても難しい

いけばなって単に花を器に突き挿すだけでしょう?そう思われている方も多いのかもしれませんね。
実はいけばなって理詰めなんです。
わたしからしたら『ヘリクツの塊』
なので感覚的にものごとを考えることをしがちな女性には実は難しいのです。よく「昔おばあちゃんがやっていたような」とか「お母さんが結婚前にやっていたような」とか過去形が多いのは女性には理屈ばかりでつまらなくなっちゃうからなんですね。

理屈ばかり → 難しい → つまらない

本当に男性の方が向いてるの?

いけばなは立体です。
小学校の算数で展開図って習いましたよね。アレって男の子はカンタンに理解するのに女の子はぜんぜん理解できない、心当たりありませんか?
女性は空間を把握することが苦手なのに対し、男性は空間を把握する力が高いです。

他にも女性が主と思われている、例えばお料理にしても編み物にしてもその道を究めている人って男性が多くを占めていますよね。いけばな業界も有名な華道家は男性が多いですよ。

これはこうだから、というものも実はよくよく調べると違った、ということはよくあります。

いけばななんて男がやるもんじゃない、そんな固定概念は捨てて興味を持っていただけたら嬉しいな、そう思います。

わたしのいけばなは

いつでも、だれでも、どこでも

ですので

では、また






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