玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ
いつの頃からだろう
テレビも新聞も何もかもが尖ったことを言わなくなった
みんな『よいこ』
耳障りのよいことばかり並べて当たり障りないことばかり言ってる
ちょっとでもネガティブなことは敬遠されるし、ネガティブならネガティブで『慎重ってことですよ』とか『注意深いってことですよ』とか、とにかくなんでもかんでも闇雲に前向きに!明るく!じゃないとダメ~、みたいになってきてると感じてる
で、ここからが本題(前置き長いぞ~)
いけばなを習わない?ってお誘いしたときに
「秋峰さんがまず、猛烈に楽しそうにしてなくちゃ」とか「もうワクワクがとまらない~っ!って全身からオーラださなくちゃ」とか、明るく元気で前向きでっ!!!って言われるのですよコレが、、、
確かに習い始めて2,30年くらい(長いぞ)は楽しくて楽しくて仕方なかった、ということもたくさんありました
けどね、そこからもう1コ土俵が変わったんだよね
呼吸をするようにはなをいける
ちょっと話をずらしまして、、、
毎日、家族のためにご飯を作る、多くはお母さんとかおばあちゃん、
スーパーでの買い物のときに「あ、玉ねぎ切れてたわ」とか「醤油切れそうだわ」とか思ったら無意識に買い物かごにそれらを入れるよね
玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、あと卵なんての、醬油や味噌なんかはほとんど考えることなく常備してるよね
わたしのはなをいける感覚ってそれに近いです
つまり生活の一部、日常なの
だから花屋を確認しに行って「あ、玄関のが傷んでたな」とか「トイレのが枯れてたな」とかで足してゆく
ここには「うっひょぉぉおお~!たぁ~のしーーーー!!!!!」という感覚はないです
毎日アホみたいに高いテンションで生きてたら、いくら体力のカタマリ、劇的に健康なワタスでも疲れちゃいます
なので、はたから見たらテンション低めで(通常モードなんだけど)「いけばな習わない?」って言っちゃうのでふョ
こんな低めテンションだけど心の中は燃え盛る炎でいっぱいなので、みなわん元気に楽しく明るく、いけばな習ってみようでは、あ~~~りませんか!
お待ちしてますのことよ^^
……いや、とかなんとか言っちゃってるケド、今でもはなを選んだりいけたりして「ふんごー!たぁのしーっっっ!!!」ってことはよくあるけどね^^