もっとシンプルに伝えよう
わたしは幼稚園と短大という人生の最初と最後の教育現場がミッション系の学校だった
なので有名どころの聖書の話はだいたい叩き込まれている
その中でも有名中の有名、確か一番短い話と記憶してる『ヨナさんのおハナシ』を今日はしたいと思いまする
ここで少しばかり説明を、、、
ヨナは預言者です
預言者とは神の言葉を伝える人
そうなると聖人君子とか勇ましい人を想像しちゃうかも?なんだけど聖書の中の預言者って所謂、ふつーの人が多かった、なんなら気が弱かったりオヨヨちゃんだったり
ヨナもどちらかというとオヨヨちゃんです
それからニネべというトコロ、
当時イスラエルは南北に分かれていて、北部はアッシリアという国に攻め入られ支配されていたんです
で、ニネべはそこの首都
現代に置き換えると、ウクライナに住んでいる人に、モスクワに行って、「悔い改めよ、じゃないと40日後に滅ぼされるよ~~」って言っておいでと急に神に枕元に立たれちゃった、っていうことなのよ
(心を痛めてるロシアの方がたくさんいるけど、ニネべはそうではなかった)
変わり者と言われてるワタスでも「い~~や~~だーーー!!!」ですがアナタはどぉ?
たぶん1000人中ほぼほぼ全員が「い~~や~~だー!」って言うんじゃないかな?
だからあんましヨナを責められない
さて、続きです
聖書って、こういうことがありました、としか書いてないのでヨナがどういう気持ちで叫んで歩いていたかは分からない
分からないケド叫んでたってことはやけくそになって叫んでたんじゃないかな、と推測できる
で、心が汚れて荒み切っていたニネべの人々が悔い改めたのを見て、
「オモテタのと違ぁ~~~~うっ!!!」
ってなっちゃったのよね
誰もいうことを聞かないだろう、神に滅ぼされてしまうだろう、ざまぁみろって思う算段だったのよ
更に
「神様もナニすんなり許してるんかぁ~~~いっ!」
ってなっちゃた
ここで注目すべきはヨナは「40日後に滅ぼされるどー」としか叫んでないのよね
ニネべのみなわんのココがよろしくない、アソコがよろしくない、○○はダメだよ、××は神の目に正しくない、とか具体的なことはヒトコトも言ってないね
シンプルに「いけばなやろうよ」なんだね、ヨナのように
その方が多くの人に聞こえるのかも知れない^^
さて、この「オモテタンと違う」となったヨナさん、この後どうしたのか?
もうちょっとお話は続きますが、とても有名なお話なのでご存じの方も多いよね
知らない方はとっても短いお話なので本屋で立ち読みするがよい、
聖書って世界のベストセラー、ちゃんと本屋にありますョ
追伸:お気づきの方も多いでしょうが、このヨナ書はアノ有名なピノキオの元になっています