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親として,どこまで子どもの自由と選択、そして何を優先するかを考えた。
コロナワクチン接種に関する記事です。
お嫌いな方はオススメしません💦
山下清画伯的な服装で
世界ひとり旅、バックパッカーにヒッチハイクをした私。
そんな私が母してる。
正しくは母が出来ているのは、2人の子どもたちの
おかげです。
今回、13歳娘の決めた事に、私は
母として、1人の人間として全面協力したいと思います。
それはコロナワクチン接種について。
我が家はTVがコンセント🔌から抜けているので
メディアからの情報はほとんどありません。
私が福祉の世界で
友人や叔母が看護士、
いとこが救急救命士、と言う事もあるかも知れませんが、
13歳の娘は日本国内で接種出来るワクチンを調べ
成分や内容の違い
打つ事で得られる事
打つ事で起こりうる事を
調べました。
日本以外の国のデータからも考察し
感染者数の比較
重症化するリスク
想定される副反応など
調べに調べ『私は打ちます』と決めました。
学校に問い合わせると
公休扱いになるとの事。
ワクチンについては、賛否両論ある事で
大人たちも右往左往している事について
自分で調べ
選択し決定した事を私は尊重しようと思います。
彼女が接種する理由として
重症化のリスクを抑えられると言う事や
医療機関で働く人たちへのリスク軽減、
逼迫する医療機関で
コロナ外で治療を必要としている人達への優先的な医療措置を話してくれました。
『重症化」と言う定義についても、彼女は調べていました。
インフルエンザでピーク時の40度近い熱でキツイ、食事も摂れない状態でも肺炎の症状が無ければ、それは軽症と言われるそうです。
自分がインフルエンザに罹った時を思い出し、
あれが軽症かーと怖かったそうです。
新しいワクチンはmRNAと言われ
人のタンパク質の設計図の様なmRNAを
脂質でコーティングし、それを体内に投与して、設計図の情報をもとに細胞中でコロナウィルスのタンパク質を作り、その結果として免疫(抗体)が誘導され、感染予防となるそうです。
遺伝子操作などと誤った情報が流布しているのも、分かりにくい、ここあたりに原因がありそうだと思いますが、娘いわく、「肌に良いからと、わざわざコラーゲンを摂る人もいるのに、なぜこのたんぱく質だけが、そう言われるのだろう」と疑問に思ったそうです。
コラーゲンの主な成分がタンパク質。
相変わらず興味深い娘です。
娘は注射が物凄く嫌いです。
小さい時はトイレに2時間籠城したくらい嫌いです。(娘の黒歴史ですね( *´艸`)
運動会が無かった
合唱コンクールが無かった
修学旅行が日帰りだった
卒業式が簡素化された
入学式も簡素化だった
部活動も制限されている
プライベートでも自粛が続いている。
去年から
teen ageの彼女の経験は、
私でさえ経験した事がありません。
お祭りも無い
花火大会も無い、
そんな夏休みも2回経験して思う事、
考える事があるんだと思います。
娘は
私が教育委員会に関係する仕事をしていた事や、今の福祉の仕事で、以前からハンセン病についてまとめたり、人権とは何ぞやみたいな自由研究をしていました。
少し繊細さんなところもあって、
誰かの大きな声で自分まできつくなったり悲しくなったりする事から、いじめだったりにも強い関心を持っていて、小学5年、6年と児童委員会に属して、色んな活動をしていました。
少し話が逸れてしまうのですが、
今朝、秋篠宮眞子様のご結婚が年内に決定したと報道がされていました。
これも以前から
色々意見が飛び交っているようですが、
我が家のTVはただの箱。
詳しくは知らないのですが、
朝、ネットニュースで昨年、秋篠宮殿下が「婚姻はお互いの同意のもとに」と話され「親として個人の自由と意志を尊重する」内容の発言をされていたと聞きました。
我が家の娘のワクチンとは
全く次元の違う話であるのですが、
1個人、1親として考えた時、
周りのガヤガヤより、我が子の気持ちと考えを尊重したいという気持ちに物凄く共感したんです。その結果がどうであれ、親として子どもの選択と決定を大切にする親の気持ち。
うちと皇族の話で、
もう全く違うんですが
親として子どもの何を大切にするかと言う事に
凄く共感したのです。
秋篠宮殿下の言葉を思い出し、
私はどこまで認める事が出来るのだろうとも
思いました。
また、半ワクチン派の方が亡くなり、
家族が生活のためにクラウドファンディングを募ったと言う海外の記事に物凄い異論反論が出ているのもラジオで聞きました。
反対しておいて、コロナで亡くなったのに
寄付を募るとは何事かと。
故人を尊ぶより先に攻撃的な気持ちが出て来てしまう世の中に悲しくもなりました。
どんな人であれ、死は寂しいものです。
家族にとっては尚更の事だろうにと
殺伐とした世界を少し憂いました。
人の感情は本当に脆くて危いものです。
ややもすると私も多数の方に身を置いた方が楽だな、紛れてしまいたいなと思う事もあります。
私の働く施設では基礎疾患があり、
ワクチンを打ちたくても打てない方が沢山います。
マスクをする必要が理解出来ない方が抱きついてくる事も毎日あるあるです。
「出来るだけ笑って支援がしたいなぁ」と愚痴った事があります。
それは感染云々の前に、人として色々あって
時には「あぁもう駄目だ、あの人の支援はもう出来ない」と思った事も正直ありましたし、今も時に崩れてしまいそうな気持ちがあります。
でもやっぱり関わったのは何かの縁だと思ってしまうのです。
嫌な人も苦手な人にも。
マザーテレサの言葉に「すべてのものには学ぶことがある」とありますが、ある意味私は、そこがガツガツしているのかもしれません。
いや、テレサとは違う意味で捉えている私ですね。
やられて、たまるか!とか
凹んでらんねぇ!とか
そんなにあたたかくも無い私。
今回の娘の決めた事を大切にしたい。
色々な意見があるのも分かっているし、
考え方の違いがある事も分かっています。
子育てに正解も間違いもない様に
その時その事を真剣に考え、迷い出した答え、
その人を想って出した答え。
その結果がどうであれ、
私は娘と共に生きていたい。
強制的でもない、
自由な日本と言う国に生まれて、
選択が出来るのは本当に有難い事だと思います。
それに
拒絶しない、非難批判しない、争わないって事が追加されたら最高なんだけどなぁって
思っています。
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