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備忘録vol.03「質=量×量×量」

要約
・質は圧倒的な量によって高められる
・コツコツと諦めずに続けているとなんらかの成果が必ずでる
・臨場感のある記述が人の心を打つ

今まで経験したことのない仕事に取り組む際、気をつけていることがあります。結論から言ってしまうと、仕事の「」は「圧倒的な量」をこなして初めて高くなるということです。

かつて、週一でメルマガ配信をしていました。このNOTEの中でも書き綴っている「イタリア買い付け旅行記」を始め、運営していたネットショップの商品紹介などいわゆる新着情報を発信すると決め、毎週日曜日の朝に必ず配信することにしたのでした。

最初はもちろん読者はゼロです。配信スタンドとしてまぐまぐで懸賞応募車を集めて読者を増やしたこともありましたが、それよりもネットショップで購入していただいたお客様の読者登録が次第に増え、最終的には1万人程度に配信していた形になります。

始めて1−2年、あまりにも反響が薄くて正直、やめてしまおうと考えたことがなんどもありましたが、日曜の朝は必ずどこにいても配信すると決めて習慣化したのがよかったようです。自分で決めたので、石にかじりついても頑張って続けたところ、なんとか欠かさず18年間、続けることができたわけです。

配信を始めてから2年目のことでした。一回で2週間程度の旅行記を12週くらいに分けてお送りしているうちに、いろいろな方からメッセージをいただくようになりました。たいていは「この旅行記が一番楽しみです」といった好意的なメッセージで、否定されたことは記憶にありません。

それを聞いてからますます、旅行記を書くのが楽しみになっていきました。臨場感のある記述を心がけようと思い、旅先で必ずその日のうちにしたためた記事を、帰国後に整理して分散投稿したわけです。読者様はある意味で旅行を疑似体験していたのでしょう。中には、自分が出かけた先を追っかけてイタリア旅行したと報告してくださる人まで現れました。

そうやって、少しずつですがネットショップのお客様が増え、社員も何名か雇って百貨店催事に出店し稼げるようになっていきました。東京以外の百貨店に出張することも増え、出張先からメルマガを配信していたら、わざわざ店頭にお越しいただいて、挨拶されたり差し入れをいただくなどということも増えたのです。

初めてお会いするお客様が自分のメルマガを読んでいてくれて、会いに来てくれた。。。メルマガを諦めずに続けていてよかった。と心の底から思ったものでした。

まとめると、最初はなれなくて大変なことも、諦めずにやり続けることで、次第に質が上がっていき成果を生み出すことができるようになるということを実体験として学んだわけです。

このNOTEも毎日欠かさず、投稿することを推奨している通り、継続は必ず力になるし、量をとにかく増やして諦めずに続けていれば、なんらかの成果が必ず出るものと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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