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ごあいさつ
東京渋谷で住所非公開・会員制の謎の飲食店(?)を経営する「ちょーかん」こと橋本徹です。
(弁護士の橋下徹さんとは関係ありませんので、お間違えのないようお願いしますね)
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では、簡単に自己紹介を。
1962年(昭和37年)2月、兵庫県で3,700gくらいで生まれました。
2022年2月で還暦とは長く生きました。
1983年7月13日にファミコンが発売になるんですが、京都で大学4年生だったボクはちょうどその頃に任天堂さんから内定をいただき、1984年4月に新卒入社をすることになります。
ファミコンの存在を知らずに就活をして、ファミコンというものを見たことがないまま入社した、歴史的な世代なのです。
(翌年からは「ファミコンの任天堂に入りたい」という人たちの注目企業になりました)
任天堂さんには約12年お世話になりました。
ファミコンの大ブレイクからスーパーファミコンやゲームボーイの快進撃を目の当たりにするという、とてもとても貴重な経験をさせていただきました。
この頃の思い出話もいつかここに書くかもしれません。
その後、東京渋谷に出てきて「猿楽庁」という組織を立ち上げ、のちに法人化して、約20年間ゲームのチューニングという仕事をしました。
ゲームのチューニングというのは、開発段階のゲームをプレイして、品質向上のためのアドバイスをするようなお仕事です。
数えきれないくらいのゲームに携わりました。
これもまた、とてもとても貴重な経験でした。
このあたりのことも、いつか書くんでしょうかね。
「84の歩き方」はここから先のことがお話の軸になりそうです。
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まだ猿楽庁に在籍していた2014年1月、重要な役員会議中に「飲食店やれば?」という天の声が降ってきました。
51歳にもなれば普通こんな声は聞こえないだろうし、たとえ聞こえてきたとしても相手にしないと思うんですが、ボクは「面白そう!」と思ってしまったんですよね。
飲食店で働いた経験は、学生時代のカフェでのバイトだけだったので何も分かってなくて、「小さな飲食店の始め方」的な本を買ってきて読んでみたり、人気のお店に視察に行ってみたり、飲食店経験者にあれこれ話を聞いてみたり、ゲッターズ飯田さんに占ってもらったりしながら、約1年かけて準備をして、2015年2月、ボクの53歳の誕生日に「84」という店をオープンしました。
店を作っていくに当たり、自分を鼓舞するものを店内に飾りたくて、何人もの友人・知人に声を掛けさせてもらってイラストやサインをいただきました。
また、社会人になってからの35年間、捨てずに残していたゲーム関係のグッズなども持って来て店内に飾りました。
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そんなイラストやサイン、グッズなどにまつわるエピソードを中心に据えて、ボクの想いやこれまでのいろんな経験談を書いていこうと思います。
書くと言っても文才が人並み以下ということもあるので、文章少なめ写真多めの投稿になりそうですが、読み進めていただく中で、笑ってもらえたり、元気になってもらえたり、「がんばろう」ってなってもらえたりしたら、とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。