橋本"ちょーかん"徹

東京・渋谷にある会員制飲食店「84」のオーナー。元任天堂で元猿楽庁で現ほわっとのちょー…

橋本"ちょーかん"徹

東京・渋谷にある会員制飲食店「84」のオーナー。元任天堂で元猿楽庁で現ほわっとのちょーかんが、店内にあるレアアイテムやグッズ、84の歴史などにまつわるエピソードをお届けします。

マガジン

  • 84の歩き方

    【定期購読マガジン】 84のヒミツを紹介するサブスクマガジンです。 渋谷のどこかにある会員制飲食店「84」のオーナーである「ちょーかん」が毎週日曜日(目標)に記事をUPします。(それ以外にも不定期で時々UPされることも) 84を応援してくださるゲームクリエイターの皆さんからいただいたメッセージや、任天堂で働いていた頃から処分せずに保管していたグッズのこと、84の歴史などテーマは様々。 「このゲームめちゃやってたなー」とか、「こんなゲームがあったんだ〜」とか、「頑張ってゲーム作ろう」とか、「ゲームっていいなぁ」なんて思っていただけると嬉しいです。 ゲームが好きな全ての世代の方々にお届けします。

  • バックナンバー(202306)

    2023年6月に公開した記事をまとめたものです。 (定期購読マガジン限定の記事は含まれておりません)

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最近の記事

088:84今昔物語

「84のことなら、知らないこと以外何でも知っている!」という猛者(?)から、「まだ数回だから(まだ行ったことがないから)よくわからないよ」とおっしゃる人までみんなが楽しめる、84の昔と今の違いを写真で振り返ってみようという企画です。 と、意気込んで写真を探したものの、そんなにたくさん発掘されなかったのでしょぼい感じになるかもしれませんが、今の場所で営業を始めた2016年4月頃と現在(2024年10月)を比べて、この8年半の間の変化、進化、退化(?)を見ていただければと思いま

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    • 087:ニンテンドーミュージアム

      2024年10月2日(水)、京都に「ニンテンドーミュージアム」がオープンしました。 運よくオープン初日に訪問できることになり友人たちと行ってきたので、僕の感じたことを書き綴ってみようと思います。 ※ネタバレを気にされる方はここまでにしてくださいね ニンテンドーミュージアムの開館時間は10:00から18:00までです。(火曜日定休) そして、チケットは3ヶ月前に抽選予約の申し込みがあります。 申し込みは、10:00〜、10:30〜、11:00〜、といった感じで、16:00〜ま

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      • 086:いちびりオンリーワン

        常日頃から「人と違う」ことがしたいわけではなく、何かをするとなった時に「人と一緒」がイヤな性格みたいです。 どうしても「人と違う」ことをしたくなるんです。 小学1年生か2年生の頃だったと記憶してるんですが、新年度が始まる日に運動靴(当時スニーカーとかそういう洒落た言葉はなかった)を新調して履いて行くことになりました。 同じ学年の全員が、地元の商店街にある同じお店の同じ靴を同じタイミングで購入するとか、もう完全に癒着の匂いしかしないんですが、そう決まったということで、母親が新

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        • 085:『MOTHER2』のこと。

          「大人も子供も、おねーさんも。」 そんなキャッチコピーと共に、今から30年前の1994年8月27日、『MOTHER2』というスーパーファミコン用のソフトが発売になりました。 当時32歳のボクは任天堂のスーパーマリオクラブというところに所属していたんですが、発売日から遡ること何ヶ月か前のある日のこと、情報開発部の宮本さんからかかってきた1本の内線電話によって、この『MOTHER2』のデバッグを始めることになります。 任天堂社内に初のデバッグチームを作って。 多くは忘れてし

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        記事

          いいわけはいいわけない

          今月はnoteにちゃんとした記事が書けませんでした。 その言い訳をします。 いま近年稀に見る「時間の無さ」の中にいます。 6月24日から7月27日まで34連勤でした。 仕事の時間が普通に1日8時間とかであれば書く時間も出来たのかもですが、1日12〜15時間、多い日は17時間ほど働いていて、さすがに記事を作り上げることが出来ませんでした。 書きたいことは決めてあるんですよ〜。 (いいわけがましい) というわけですが、何も書かないというのはイカンので、この34連勤中の写真を並

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          084:社会人40年生 ④

          22歳で大学を卒業して社会人になって、あっという間に40年です。 社会人40年を記念して(?)振り返る記事を書き始め、1回で書き切る(書き切れる)予定が、いざ振り返ってみるとくだらないことを含め大量にあり、10年ずつ4回に分けることに。 ①は1984年4月から1994年3月まで 大学卒業後の任天堂時代の10年間の話 ②は1994年4月から2004年3月まで 任天堂卒業→謎の会社→無職→猿楽庁とプチ波乱に満ちた10年間の話 ③は2004年4月から2014年3月まで 猿楽

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          084:社会人40年生 ④

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          083:社会人40年生 ③

          5月になり、社会人になってから40年と1ヶ月が過ぎました。 ①は1984年4月から1994年3月まで 大学卒業後の任天堂時代の10年間の話 ②は1994年4月から2004年3月まで 任天堂卒業→謎の会社→無職→猿楽庁とプチ波乱に満ちた10年間の話 そして今回は2004年4月からから2014年3月までのお話になります。 この10年間はずっと猿楽庁をやっていました。 そして、その上で京都精華大学の非常勤講師をさせていただいたりな10年になります。 途中でボクにとっての人

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          083:社会人40年生 ③

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          082:社会人40年生 ②

          2024年3月末で社会人生活も丸40年! ということで、この40年間を振り返ってまとめてみることにしたんですが、1回で書き切るつもりが収まるわけもなく、とりあえず前回は10年分で止めました。 誰が言ったか(ボクですが)「40年あるんだから10年ずつ4回に分ければいいじゃん!」ってことになり、今回は2回目。 社会人11年目から20年目頃まで。 任天堂の終盤から謎の企業、体を壊して半年間の無職、そこから猿楽庁(さるがくちょう)を作っていく辺りまでになりますね。 流れ流されのプチ

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          082:社会人40年生 ②

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          081:社会人40年生 ①

          1984年4月に社会人になったので、2024年3月末で社会人生活も丸40年になります。 あっという間ですね。 大きくは、任天堂→猿楽庁→ほわっと(84)の流れ。 途中、半年の無職期間もあるので社会人カウントしていいのかどうか微妙すぎですが、まぁ、ふんわり40周年、40年生ということで、プチ波瀾万丈な社会人人生を振り返ってみようと思います。 一応、前もって書かせていただきますと、基本的に人生設計を立てたことがない人生を送ってきています。 よって、大学時代の就職活動においても確

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          081:社会人40年生 ①

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          080:9周年(62周年)

          2月17日は84の誕生日です。 2015年生まれなので9歳になりました。 ちなみにボクは1962年生まれなので、2024年2月17日で62歳になりました。 そう、自分の誕生日に84をオープンすることになったのです。 ゲッターズ飯田くんの占いに忠実に従って。 この頃のお話はこの辺りに。 84を作って以降、9回の誕生日があり、その前の84を作る準備期間中の誕生日を入れると計10回の誕生日がありました。 その10回の2月17日を振り返ってみようと思います。

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          080:9周年(62周年)

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          079:コンプレックス発表会

          2008年10月からから2015年3月まで、京都精華大学で非常勤講師をさせていただきました。 このことについてはいつかちゃんと書くとして。 この時期に、授業とは別に学内で「長官塾」という教室を開いて、学生の就活相談や恋愛相談などいろんな人生相談に乗ったりしていました。 また、ボクの人生論もたくさん話し伝えました。 そんな長官塾の中でやっていたコーナー(?)のひとつに「コンプレックス発表会」というものがありました。 人は誰だってコンプレックスのひとつやふたつはあるものです。

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          079:コンプレックス発表会

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          078:2023年 ゆく84くる84

          2023年は史上最高に早く過ぎ去った1年でした。 感覚としては3ヶ月くらいといったところでしょうか。 年々早くなっていきます。 そんな2023年を振り返る時期となりました。 ちょうど1年前はこのnoteの記事を集めて1年の振り返りをしましたが、今年は84やボク、お客様を中心とした出来事を軸に振り返ってみたいと思います。 今年の漢字や流行語も独自のものを発表します。 (気になっている人は0だと思いますが…) では、卯年の恐らく最後の記事をどうぞ。 ぴょん!

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          078:2023年 ゆく84くる84

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          077:阪神タイガース

          2023年11月5日、阪神タイガースが日本一になりました。 38年ぶりの快挙。 おめでとうございます。 ボクは兵庫県たつの市(当時は揖保郡)出身ということもあるんですが、父親の影響もあって幼少の頃からタイガースファン。 阪神甲子園球場のある兵庫県生まれだったり、生まれた1962年にタイガースがリーグ優勝をしていたり、その年は寅年だったり、自分の頭文字がHashimoto Toruで Hanshin Tigersと同じ「H.T.」だったりして、「これは神のお告げだ!」くらい

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          076:84tour 1周年

          84tourを始めて1年が経ちました。 2022年9月9日に84tourの公式サイトと予約サイトを公開してサービスを開始しました。 9月14日に初のご予約メールが届き、10月8日に初のゲストをお迎えしました。 2020年1月の84閉店から、この初ゲストをお迎えする日までの2年8ヶ月のストーリーは↓コチラに詳しく書いています。 今回は初ゲストをお迎えしてからの1周年を記念して、この1年間を振り返ってみたいと思います。 1年経った今でも「やってよかった!」と思えているくら

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          075:アラ! なネーミング

          兵庫県たつの市に「ブンセン株式会社」というお醤油や佃煮などを製造・販売する会社があります。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「アラ!」「塩っぺ」「パ」「ヤーダ」などなど変わった商品名がオンパレードの会社です。 1961年、「アラ!」が誕生します。 1962年2月、ボクが誕生します。 同級生なんですね。 1960年初頭、商品名といえば真面目で堅いものばかりでした。 例えば「◯◯海苔佃煮」という感じで。 そんな時代に「アラ!」って名付けたもんだから、取引先の問屋さん

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          074:お客様対応

          ファミリーコンピュータの発売から8ヶ月が経過した1984年4月、任天堂に入社します。 1984年4月〜1987年3月 京都本社システム室 1987年4月〜1993年3月 東京支店システム室 入社から9年間は管理部門のSEとしてプログラミングをしていました。 主にCOBOLのコーディングでした。 来る日も来る日もオフコン(オフィスコンピューター)に向かってキーボードをカタカタやっていたのです。 ただ、入社数週間後に先輩から、 「いつ辞めるの?」 「社風に合ってないもんねぇ

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