031：池田貴族心霊研究所

「池田貴族」

Wikipediaを見てみると、

日本のミュージシャン、評論家、作家、心霊研究家

とあります。

生誕　1963年5月8日
死没　1999年12月25日（36歳没）

とも。

つい先日（8/31）、東洋経済オンラインにこんな記事が出ました。

1999年に逝った男が綴ったサイトが今も残る意味

「ネットで故人の声を聴け」というコラムなんですが、執筆者の方からご連絡をいただき、少しお手伝いをさせていただく機会が巡ってきたことで、久しぶりに彼との思い出の引き出しを開けることになりました。

今回は、以前親交のあった池田貴族さんとのことを書こうと思います。
現在の84とは関係のない話になりそうですが、ボクも84もずっと彼に護られていると思っているので、そんな想いで読んでみてくださいね。

1997年秋のことでした。
社内で、
「池田貴族さんを知ってる人いる？」
「今度一緒にゲームを作ることになったんだけど、窓口できる（したい）人いる？」
という話が出て、
なぜか手を挙げる人が誰もいなかったので、ボクが手を挙げて連絡を取る人になりました。

平成元年に始まった深夜テレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」（通称「いか天」）をたまに観ていたので、「remote」というバンド名と、ボーカルの「池田貴族」という人の名前くらいはどうにか知っていたけど、その程度でなんで手を挙げたのか不思議です。
挙げたのか、挙げさせられたのか、不思議です。

その時から、濃くて、アツくて、怖くて、切なくて、温かい、たった2年間のお付き合いが始まりました。