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058:ちょーかん譚 <初体験編>①

例えば今20代の人って、子どもの頃にパソコンもスマホもあって、それが当たり前という生活を送ってきてますよね。
60代のボクらが子どもの頃って、やっと家に電話が設置されたり、どうにかテレビはあったけど白黒だったりしたわけで、たった40年でこんなに差があるんです。

今の若者たちってボクから見ると、国語辞典とか道路地図とかそんな本も必要ないスマホの世界で生活していて、とても便利で何の不自由もなく生きてこられていて幸せだなぁと思ったりするんですが、そんな若者たちと話をしていると、彼らには彼らなりの物足りなさがあるようで。

それは、「驚き」なんです。

人の生活を大きく変えるような文明の利器が誕生したその時ってどんな感じだったの?
そのドキドキやわくわくを味わいたかった!

だそうです。

というわけで、
東京オリンピック(最近のじゃないよ)の2年前、ケネディ大統領が暗殺される前年の1962年に生まれたボクの【初めての経験】を時間の流れに沿って書いていきたいと思います。
文明の利器とか関係のない、単なるボクが驚いた初体験とかも含まれてくると思いますが(笑)

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