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【競馬】3月6日(土)の見どころ:チューリップ賞・オーシャンSほか

ガンバ大阪の選手が新型コロナウイルスに罹ってしまい、水曜の試合が中止になってしまった。1月の緊急事態宣言再発出後、徐々に感染者数も収まりつつあった中での発症。まだまだ油断はできない。
しかもプロアスリートという立場上、予防には人一倍の注意を払っていたであろうにもかかわらず感染してしまうのだから本当に厄介。
一日も早くウイルスの脅威に怯えることなくスポーツを楽しめる日々が戻ってくることを毎日のように願ってます。



競馬は今週も元気に開催。来週からは阪神・中京では再びお客さんも入れるようになったのはよいこと。トライアルシーズン、楽しんでいきましょうよ。

■ チューリップ賞/本番を見据えるメイケイエール、内容重視の前哨戦で付け入るスキあり

ソダシやサトノレイナスは阪神ジュベナイルFから直行、他にも重賞・OP勝ち馬がトライアルをパスすることになったが、その分まだ賞金を確保しきれていない馬の優先出走権争いがアツい。

とはいうものの、この中ではひと際目立つ存在感を放つのがメイケイエール。重賞2勝、阪神ジュベナイルF4着とすでに実績は十分、トライアルを走る意義は内容にある。果たしてきっちり折り合えるか。前走は馬群から離す形でどうにか行く気をなだめたが、今回は最内枠。簡単なレースにはならないと思う。
ただ武英智調教師も「たぶん勝てると思うけど内容重視で」とコメントしているように、どうにも油断というか過信のようなものが感じられて仕方がない。付け入るスキはあるんじゃないだろうか。

2番手勢力は横一線で一頭でも名前を挙げるのが難しいところだが、テンハッピーローズはどうにか権利を取らせてあげてほしい。早くから強い相手と善戦してきた能力は、大舞台を経験するに相応しいと思う。

■ オーシャンS/少しずつ、着実に強くなってきたカレンモエに重賞初勝利の大チャンス

ロードカナロアとカレンチャンの「夢の配合」で誕生したカレンモエ。デビュー直後から期待は大きかったが、急がず大事に使われ、OP入りを果たしたのは4歳の秋になってからだった。一歩ずつ、着実に強くなってきたその過程が報われる、重賞初勝利の大チャンスがやってきた。
差し決着の京阪杯でも2着に粘ったように、重賞でも勝ち負けできるメドは立っている。展開次第で勝ちきれないこともあるかもしれないが、今回も上位争いは必至。

連勝中のアルピニズムや末脚勝負に強いアウィルアウェイあたりが相手となりそう。ビアンフェも時計が速い馬場は向きそうだが去勢明けの分どうか。カレンモエにとってちょうどいい目標になってしまいそうな気も。

■ その他のレース

デビューを迎える新人ジョッキーたちの健闘を祈りつつ、ここで取り上げたいのが四位洋文厩舎。阪神3Rで初陣を迎えるテイエムジャガーは転厩前の6戦で全て2~3秒もの大差で敗れているのだが、その鞍上には福永祐一が起用された。ここまでノーチャンスの馬に乗るなんて普段めったにないだろうが、尊敬する先輩の大事な「デビュー戦」ともなるとそんなことは言っていられない。今後このコンビも多く見られることになるのだろう。

もう一つ、阪神9R小豆島特別のリアンティサージュと団野大成のコンビ継続。前走は見事な逃げ切り、連勝となればますますノーザンFの信頼アップである。内容も優秀だったし、昇級しても普通に通用するのでは。



それでは明日もよい競馬を。娘がカゼ気味なので僕も家でおとなしくしときます。

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