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【3-42】古民家生活2周年(〜1014日目)

居心地の良さ

今住んでいる家をとても気に入っている。
この家を借りることになった時から、掃除や改装、過ごし方など、色々と語ったりなんかしている。

古い家であることは確かなので、それなりに不便だったりすることもある。
冬の寒さは厳しいし、夏はめちゃくちゃ暑い。
何をもって「居心地がいい」と感じるかは人それぞれだと思うけれど、私にとっては工夫が必要な部分も含めて居心地がいい。

飾り棚にしたり

扉の開け方、あまり体重をかけない方がいい板があるところ。
風呂の入り方、食品の保存の方法。
手間がかかるからこそ愛着が湧く。

玄関

丸2年が経過して、来年以降も継続して住み続けられることが決まったので、来年以降養蜂をしながらこの地で暮らしたいと思っているので一安心。
あくまでも賃貸なので、大家さんに返して欲しいと言われれば、もちろん全力でお返ししなくてはならない。
それは、アパートだろうがマンションだろうが一軒家だろうが当たり前。
住んでいる家が持ち家でも賃貸でも、同じ場所で暮らし続けられる保証はどこにもないし、私自身は土地に執着があまりないので、引っ越しはそこまで負担にならないけれど、田舎暮らしにおいては、都会よりも住む場所が限られるので、そこの負荷は少し違う。

流石にアラフィフにもなると、友人でも持ち家の人が多くなってくる。
そもそも暮らし方も生き方も人それぞれで、年代が同じというだけで人と比べたりもしなくなってきたし、住宅事情だけ人並みになろうと思ったりしているわけではないけれど、それでも時々は不安になったりもする。

でも、不安に思ってみたところで、目の前の景色は何も変わらないので、今日も一日元気に楽しく後悔なく過ごそうと思うのだ。
そう、無駄に前向きなのだ。

霜がきれい

初雪

今週あちこちで初雪が観測されたとかで、この辺でもどうやら初雪が降ったらしい。
というのも、山に雪が積もっているのが見えたから。
一昨年は、今の時期に物凄い寒さで、給湯器を破裂させておったまげてしまったけれど、今のところそこまでの寒さではない。

遠くは雪

毎朝土間の温度計をチェックするけれど、マイナスにならなければそこまで寒いと感じなくなってきたから、私も身体が慣れてきたのかもしれない。

そんなに寒くない

基本的に平らな土地で暮らしてきたので、山で暮らしていると、高さの違いが目に見える面白さがある。
遠くに見える山と近くの山の色の違いとか。
季節によって変化する色とか。
「ああ、綺麗だな」と感じられる時間が少しでもある生活は、豊かだ。

月がしずむ

ミツバチ

冬のミツバチは、巣箱の中で固まって生活している。
動かなくなるわけではなくて、身体を震わせながら一定の温度を保っている。

ちらり

いつもお世話になっている養蜂家の先輩たち。
それぞれ飼育の仕方も少しずつ違う。
すごいのは、みんな何十年という経験があるのに向上心があって、私が自分なりに色々と試したり勉強したことを聞いてくれたり、良さそうだと思ったら試してみたりする。
新人だから、何もわかっちゃいないからとバカにしたりしないし、ちゃんと内容を見てくれる。
これ、めっちゃすごい事だと思う。

先輩が後輩にわからないことを聞いたり、一緒に勉強したりするのって、今の若い世代の人たちよりも、年配の世代の人たちの方がずっとハードルが高いと思う。
わからないことを「わからない」と言えて、相手の経験に関わらず面白そうだったら一緒にやろうと言える柔軟さを、いつも尊敬するし、私もそういう人でありたいと心から思う。

こそり

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2022年 【41】秩父の寒さを舐めたらあかん 12/19〜12/23(254日目〜258日目)

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