見出し画像

心配してください、、、、溶けますよ!!!!! 新年早々『とにかく危ない砂糖』を斬る③

こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。

今回でラスト、引きつづき『とにかく危ない砂糖』の心配をさせますm(_ _)m



砂糖のデメリット

7、依存症を引きおこす

糖は人間に不可欠なエネルギー源であるため、本能的に糖を欲してしまうようになっています。
古代はなかなか糖にありつけなかったからです。

甘みは脳の快楽報酬系という場所を刺激し、α波やエンドルフィンなどの脳内モルヒネ、そしてギャンブルなどでも分泌され、病みつきになる原因『ドーパミン』というホルモンを分泌します。

これは『幸せだなぁ〜』と満足して終われるようなものでもなく、『もっと、もっと』と欲してしまうような幸せホルモンです。

原始人は『これくらいでいいかー』と悠長なことを言っていると生き残れなかったため、吸収のよい糖分は、もっともっと!と欲するようにできているのです。

ギャンブルやタバコがなかなかやめられないのと同じく、砂糖への依存はカンタンにやめれないのからコワいのです。

もっと砂糖を!


●誹謗中傷、いじめもドーパミンのしわざ?

ちなみに、ネットなどで誰かを批判するときや、立場の弱い人をいじめたりするときにも同じように、この幸せホルモン『ドーパミン』が分泌されています。

芸能人などが何かやらかしたら批判されますが、自分より立場が上だと思ってる人の失敗をたたくと、相対的に自分が少し上に上がれたと錯覚できることでドーパミンが分泌され、それを繰り返したくなるというもの。
ですので1度気持ちよくなってしまうと、誰かの批判(匿名)がやめられなくなってしまいます。
ワイドショーや週刊誌が人気なのも、誰かの失敗が砂糖のように快楽報酬系に刺激を与えてくるから。

ドーパミンはやる気・元気の幸せホルモンとして大切なものですが、一方でとても恐ろしいホルモン。使い方次第ですね。

今日もドーパミンが欲しい♡


8、痛みが増す

砂糖を摂ることにより、『炎症(カラダの火事)』かひどくなり、『痛み』を感じやすくなってしまいます。
たとえば、トレーニング後の筋肉痛ケガの痛み・肩こり・腰痛・生理痛までひどくなります。

炎症をひどくさせる要因としては、
『喫煙』『高血圧』『肥満』『睡眠異常』『飲酒』などがありますが、
『食事』➜『オメガ6脂肪酸』『飽和脂肪酸』の2つの脂肪酸と、『糖類』も要因となります。

『オメガ6脂肪酸』は、
体内で代謝されると『アラキドン酸』『エイコサノイド』というものになりますが、これが多すぎることが炎症の原因ですので、
オメガ6による『アラキドン酸』を増やしすぎないことが大切です。

『オメガ6脂肪酸』は、青魚の脂肪に多い『オメガ3脂肪酸』とならび、カラダに必須の脂肪ではありますが、現代人はオメガ6が過剰状態にあります。
(オメガ6脂肪酸➜べに花油、ひまわり油、コーン油、大豆油、ナタネ油、月見草油、ゴマ油などの植物油)
バランスを整えるには、オメガ6ではなくオメガ3を積極的にとること。つまり揚げ物や炒め物、スーパーの惣菜、冷凍食品、お菓子などの悪い植物油を制限し、青魚を積極的にとることが必要です。

植物油(オメガ6)を控え、青魚(オメガ3)を摂る

では、今回のテーマ『砂糖』がなぜ痛みに関係あるのか?

砂糖を摂ると体内で、
➜『インスリン』分泌
➜Δ5デサチュラーゼという酵素を活性化
➜この酵素が、オメガ6から代謝されてきた『DGLA』に作用する
➜『DGLA』からアラキドン酸への代謝がふえる
➜炎症作用をもつエイコサノイドがふえる
となります。
つまり
『砂糖は、オメガ6からアラキドン酸への代謝を助けてしまうので、炎症を強める』ということです。

肩こりがひどい、すぐ腰が痛くなる、生理痛がキツくて毎月憂鬱だ、肌がかゆい、、、。

原因は、姿勢がわるい?仕事ですわりっぱなし?女性だから仕方ない?アレルギーだから?理由はそれじゃないのかも。

甘いもの、揚げ物、お菓子、摂りすぎてませんか??

砂糖のシワザとは、、、。


小麦や乳製品同様、砂糖にもこのように多くのデメリットがあります。

特にこの敵はいろんな場所に頻出する敵なので、いかに普段から意識して減らせるかが、健康な身体づくりのカギ。

2024年も、多くの甘い誘惑があるとおもいますが、負けずに砂糖をコントロールし、健康を維持してくださいね。

今年も健康な1年を!


この記事が『参考になった!』と思った方は、『スキ』&『フォロー』で応援していただけると更新の励みになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集