良書『投資の大原則』を読んでみた
こんにちは、1/8192です。
今回は自分が読んで、学びにつながった本
『The elements of investing(投資の大原則)』
に書いてあった『9つの心得』について記述しようと思います。
①お金は若いうちから定期的に貯めよう
一定額をこつこつと貯めていくことは資産をつくる上での基本行為。
②会社と国に資産形成を手伝ってもらおう
日本では401k(確定拠出型年金)など税制上、優位に資産を増やす方法があることを最大限活用することが大切。
③不時の出費に備えて、現金を用意しておこう
この本では最低6か月分の現金を用意しておく必要があると書いてある。
④保険をかけているか確認する
KISSの法則で選んだ保険を推奨
「Keep it short and simple」(簡潔に単純にしておけ)という経験的な原則
⑤分散投資をすれば心配の種が減る
個別銘柄をいくつか保有するのではなく、資産は幅広い範囲でさまざまなものを持つのがよい。国内株、新興国株、債券などリスク分散は必須。
⑥クレジットカードのローンは使わない
これがいちばんの無駄。金利で得るものは何もない。
⑦短期運用への衝動を無視しよう
投資家の最大の失敗は、衝動に駆られて冷静さを失うことと、群集心理に流されること。何があっても決してうろたえず、ひたすら長期投資をしっかり見据えて運用すること。
⑧低コストのインデックス・ファンドを使う
長期投資のものはすべてインデックス・ファンドにしておくといい。
インデックス・ファンドで投資すると平均的なリターンしか得られないということではない。インデックス・ファンドは手数料が安く、経費を抑えることができ、そのうえ不必要な税金を払わなくてすむ。
⑨オーソドックスな分野に注目。ベンチャーキャピタルやプライベートエクイティ、ヘッジファンドのような「目新しい」商品は避けたほうがよい
一般投資家が投資するにあたって、3つのシンプルな投資カテゴリーが重要。①普通株(製造業・サービス業での企業への経営参加権を示す証券)②債券(国や諸官庁や企業の負債)③不動産(自分の家族の住居用住宅)への投資がベストである。ですが、証券営業マンはヘッジファンドや商品取引、プライベート・エクイティやベンチャー・キャピタルといった新商品を勧めてくるので注意しろ。
これらの9つの投資の心得はあたりまえに正しいことだと思います。
これを守ることができれば、最小限のリスクで資産を増やしていくことができるのだろうとも思います。
年齢や資産額、性格によって投資スタイルは三者三様であるのは確かですが、世界的な経済不安や地政学リスクが高く、ディフェンシブな投資に徹する時期には、必ず9つの心得で示したような投資スタイルでしか資産は守れないと思いますので、覚えていると役に立つかもしれないですね。
読んでいただきありがとうございます。
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