大阪とプサンの方言講座
今回は大阪とプサンの方言について話しました。
盛り上がってしまい少し長いですが、最後まで聞いていただけると嬉しいです。
大阪弁
大阪弁を教えてと言われたらいつも準備するのが『セトウツミ』という映画です。
この短い動画の中に日常で使う大阪弁がすべて詰まっている気がします。
映画やドラマでは誇張して使われることの多い関西弁ですが、これは本当に日常会話レベルで、説明するのにとても便利です。
プサン弁
アクセント
ソウルは平常文の時語尾が上がるのが一般的ですが、プサンではいつも語尾が下がるのが特徴です。
また、日本の標準語と同じように、プサンでは単語のはじめを高く発音することが多いため、日本人の話す韓国語が南の方の韓国語に聞こえるそうです。
逆にプサンの人たちは日本の標準語のアクセントがより自然にできるということですね!
日本語にあるプサンの言葉
チヂミはソウルでは부침개や전といいます。
やはりより日本に近いプサンとの交流が多くに、プサンの言葉がそのままに日本語に定着したのでしょうか。
チョレギサラダ
漬けるを韓国語で절이다と言いますが、それから来たのか野菜を浅くつけたものをプサンの方では저레기というそうです。
それを日本人が聞くとチョレギと聞こえたのか日本ではすっかり韓国風の味付けをしたサラダをチョレギサラダというようになりました。
語尾
最近はあまり使う人がいないそうですが、
습니다が데이になるそうです。
갑사합니다 が갑사합니데이という具合でしょうか…確かに映画などで聞いたことがあるような気がしますね
動詞に付く語尾
밥 먹었어?が밥 문나?になったり、
어디 가?が어데 가노?になったり、나・노を付けて疑問文にすることが多いそうです。
もちろん疑問文でも語尾は下がります。
名詞に付く語尾
~야は다 になります。
なので、우리 집 고양이야!は 우리 집 고양이다!になります。
疑問文の~야? は ~이가?になります。
고양이야 ?は 고양이가?になります。~아이가?はよく聞くことがあるのではないでしょうか。
아이가と似た意味でいうと~잖아 は쟤になるそうです。
エピソードのなかでは標準語を方言に翻訳したりしました。
ネイティブの方言が聞ける機会はそんなにないと思いますので、ぜひ聞いてみてくだい!!