短歌3首
〇嬬恋の 湯船に今日もと 照る月も
巡礼効能 求め水面(みなも)を
〇範頼も 見あぐこの色 蒲桜(かばざくら)
北本石戸を 歩くその影
※北本市。わたしが住んでいる北本市には、範頼伝説がありましてですね。源範頼が、伊豆から追われ、現・市内の石戸地域に隠れていたとのお話です。石戸=蒲桜。きっとお散歩中にでも、目にすることもあったでしょうね。
〇幟振る トマトカレー赤 四季の空
喰うも吹く風 使者と介しし
※北本市といえば、トマトカレー。
あちこちの店で幟が立っています。時々風が吹いたりして、適当にたなびく。フリフリするんですけど、アレはねきっと。空がトマトカレーを食べているんです。風を仲介役、使者。スプーンとしてね。