この点どうか、大丈夫か?
正直、わたしは賛成しかねるが「子連れ出勤」。
会社の中に、子供部屋(?)があって云々。
子供が自由に出入りできる環境。
社員全員で見守り、育て、その子に拘わる=意識改革。
「これからの企業の在り方」だそうだ。
けどねぇ、考えても御覧なさいよ。
社員全員が子供好きとは限らないし、変な話。
上司の子なら歓迎するけど、嫌いな部下な子だったら即NGとか。
気づけば子供がそばにいて、何なんだろうと思った瞬間、パソコンに飲み物をぶちまけられたとか。
幾らだってある。
加え最もー。
最も忘れられがちで、考えなければならないのは、性の玩具。
「出来心で」「ストレス発散の為」「うるさい子だから」
「これぐらいの年齢の子に、興味があった」「何となく」
等々。
開いた口が塞がらない、愚(ぐう)の音(ね)も出ないような理由(?)だけで、そういう目に会うのではないかという危惧だ。
幼稚園児なら或いは、親に言うかも知れない。
が、「何言ってんの」。
子連れ出勤できる会社に、ただひたすら感謝あるのみの親は、聞こうともしない。
「お菓子あげるから、忘れてね」
「特別にいい子だから、こうするんだよ」
「大好きな大好きな子供にだけ、いっぱいいっぱいするの。嫌いな子供や、
どうでもいい子には、全然しない。しようとも思わない」
言葉で洗脳されて来る。
2つ、3つの子供が狙われる可能性も十分だ。
ご自慢する側。
「ウチの会社は、子連れ出勤OKです」
鼻腔を拡げに拡げ、
「社員一丸となって、お子さんを見守っています」
鼻毛まで数えられそうな勢いで、大々的に宣伝する会社は、ここをどう思うんだろうか?
<了>
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