「コボちゃん」の、、、、<短歌>
〇「コボちゃん」の 微笑ありゆく 人(ひと)本音(心)
手塚デビューの 「マァチャン」にも似て
※ご存知「コボちゃん」。
植田まさしの超代表作にして、読売新聞朝刊名物(?)。
新刊が出るたびに、「20××年〇月△日発売!」版元の芳文社も、わざわざ表紙に入れる程、超人気4コマ漫画。
個人的に「サザエさん」(長谷川町子著/姉妹社刊)より、ずっと好き。
何年も何年も前から、自然気持ちが移っていた。何故か?
「人の不幸は蜜の味」。
誰の心にもある、人間の本質。本能が「微笑」。くすっと笑える程度に、バランス良く組み込まれている。
「サザエさん」では、味わえない毒(?)が、じゃんじゃん盛り込まれ、本能をくすぐる。植田まさしの魅力かと思う。
他作品でも傾向があるけど「コボちゃん」。
家族漫画で行うのは難しい。しかし植田にはできる。能力とアイデア、筆力があるのだ。流石、巨匠。
手塚治虫のデビュー作「マァチャンの日記帖」にも同じが言えよう。
「人の不幸は蜜の味」。味の加減が微妙で飽きず、丁度良いのだ。
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